mayo-mayoのゲーム解説

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かんたん車輛レビュー【T95E6】編

かんたん車輛レビューシリーズ3本目はアメリカプレミアムティア10MT、T95E6です!

だいぶ前にシーズン報酬として配布された本車ですが、数回バフを受けた結果、ティア10MTの中でも高めの性能に落ち着きました。

個人的に実装されてから長く使っているお気に入りの車輛の一つでもあります。

 

・攻撃性能

 

258AP/340HEAT/60HE 400ダメ 総弾数36 DPM2892 照準時間1.9 精度0.32 仰俯角+20-9

 

砲性能がパッと見ても分かる通り、全体的に優秀。

もともと優秀なアメリカティア10HTの砲を更にMT仕様にグレードアップしたイメージ。

通常弾がAPなのは残念だが、側背面を撃つには不足ない貫通力をもち、何よりもアメリカHTに許された340HEATをMTが持っているというのは大きなアドバンテージ。

他MTの主流の330HEATより貫通が10㎜高いというのはたかが10㎜、されど10㎜といった具合に使っていて恩恵を感じる。

しかしAPCRを持っていないというのはやはりMTとしては痛手で、弾速は1000m/sは超えており悪くはないものの、高機動車輛相手は苦手としている。

また、総弾数がまさかの36発とDPMの高さからするとあまりに少ない弾数のため、無駄撃ち厳禁なこともあり、尚更高機動車輛は苦手である。

精度と照準時間、拡散値はバフによりMT相応の高水準な数値に落ち着いた。

実装時はHT譲りの微妙精度と拡散値によって弾が全く当たらずストレスだったが、今では突出した強みはないものの、完全にストレスフリーな優秀な砲へと進化を遂げた。

仰俯角も優秀で、俯角9度でハルダウンが捗る。

ただし後方俯角制限があり、後方は俯角が全く取れないので注意。

総括すると、340HEATと高水準のDPM、良好な仰俯角が強みだが、総弾数とAPCRを持っていないことに難点を抱える砲である。

それでも総合的には間違いなくティア10MT内でも強めである。

 

・装甲 HP2150

 

砲塔:巨大なキューポラが圧倒的ウィークポイント。

俯角9度を生かすハルダウン型車輛であるが、あまりに目立つキューポラはかなり柔らかく、貫通力が200もあれば確実に抜ける程度しかないため、ハルダウンしたところで格下通常弾にすら抜かれてしまう。

砲塔正面は絞られた形状で被弾面積が小さく、かつ同格TDの金弾以外は弾くだけの装甲はある。

ただし砲塔側面が薄いため、少しでも側面が見えていると貫通力300強の弾には抜かれてしまう。よそ見は厳禁。

総括すると、甘い弾は弾くが、狙わせる隙を与えると容赦なく抜かれる弱点持ちであるため、砲塔の装甲はないものと考えて、紙装甲車輛のような素早い顔出しとリロードタイム管理が必要である。

 

車体:装甲がないものと考えていい。

傾斜が優秀だが実装甲は100㎜程しかないため、格下の通常弾にすら抜かれる。

優秀な傾斜による強制跳弾がたまにあるくらいしか期待できないだろう。

 

バフでヘルスが2000→2150になり、MT中最高のヘルスを手にした。

ここまでくるとほぼHTと変わらぬタフネスを発揮できる。

 

・偵察性能

 

視界:410m

アメリカなので視界が優秀。

 

隠蔽率:悪くない。

2023.8.1バフのノートには記載されていなかったが、なぜか隠蔽率がバフされた。サイレントバフ?

これによりバフされたActionⅩ、T-62Aらと同等の隠蔽率を手にした。(フルカスタム被発見314m)

元の記憶が定かではないが、被発見350mか60台だったと思うので、ありえない強化である。

ここまで様々なバフを貰ってしまうと、流石に実装時とは別物レベルの強車輛である。

M48A2 120mm君も同じ配布車輛なのだがこの格差はいったい……?

ちなみに彼はもう大差をつけられての95E6の完全下位互換と言って差し支えない。

 

・走行性能

 

前後進56/20㎞ 出力重量比18.33 旋回速度50

 

MTとして平均的な最高速度である。

出力重量比は平凡だが、接地抵抗が少ないのか数値以上に加速力がいい。

旋回速度が優秀なので、小回りが利き、本当にストレスフリーな走行ができる。

総じてカタログスペック以上の良好な使用感で、同格中でも高めの走行性能を持っているといえる。

 

・総評

 

非常に高いDPMと貫通力を良好な俯角と足回りで振り回せる強車輛である。

運営のお気に入りかと思えるほど複数のバフを貰っており、平均的な性能の高いバランス型の車輛として大成した。

このバランス感はアクション仮面と似通っており、あちらよりDPM、走行性能、車体の大きさで優れている分わずかに有利か。

評点(10点満点中)8点

 

かんたん車輛レビュー【Maus】編

かんたん車輛レビューシリーズ2本目はドイツ超重戦車まうまううまうまことMaus君です!

戦後車輛蔓延るティア10の中で、実在した戦中車輛で戦わねばならない悲しい宿命を背負った子です。

TigerⅠといいドイツ戦車は生まれる時代が早すぎたんやろなぁ……

 

・攻撃性能

 

主砲

246AP/311APCR/65HE 490ダメ 総弾数68 DPM2028 照準時間2.3 精度0.38 仰俯角+24-8

 

副砲

94AP/130APCR/38HE 110ダメ 総弾数100 DPM1466 照準時間2.3 精度0.38 仰俯角+24-8

 

伝統的なドイツ12.8㎝をティア10でも使わなくてはならない。

この砲はティア8から使われているので、流石にティア10ともなると性能の不足を感じる。

HTの最前線を張る車輛として最大貫通がAPCRとはいえ311なのは些かつらい。

まうまうミラーは防御姿勢を分かっているもの同士だとお互い貫通できず地獄。

通常弾はAPかつ貫通低めなので、金弾の下位互換で差し支えない。諦めてフル金弾運用しよう。

DPMが低いのもつらい。ティア10にもなって微妙な砲性能なのにDPMが2000ちょいしかないのはまうまうくらいのものである。

精度は数値上なんか悪そうだが、足の遅さと拡散値の良さが相乗効果を生み出してむしろ良い方である。

オートエイムが面白いように当たるので、スタビ装備でさらに強化するのもいい。

装甲が厚く反撃を貰いづらいのもあり、前線でのオートエイムチラ見撃ちは非常に強力な戦法である。

俯角は8度と良好で、そこに車高の高さも加わり、後部砲塔とは思えない取り回しやすさを誇る。

DPMと貫通力は低いが、取り回しの良いストレスフリーな砲である。

 

・装甲 HP3000

 

砲塔:正面以外は隙がない。

砲塔全周を200㎜以上の傾斜装甲が覆っており、背面でさえも甘い弾は容赦なく弾く。

特に側面の傾斜装甲が非常に硬く、豚飯時の防御姿勢はこの側面を有効活用しなくてはならない。

正面は実装甲自体は260㎜と優秀なものの、曲面装甲の形状のせいで、防盾脇が垂直260㎜とスペック通りの装甲厚しかない。

そのため前述の側面装甲をうまく使ったまうまう独自の角度の防御姿勢で砲塔正面を守る必要がある。

具体的には相手を0度として20~25度程度砲塔を傾けるのが望ましい。普段使う車輛より大胆に傾けてしまおう。

キューポラがないので前後移動は不要。

 

車体:下部以外は隙が無い。

こちらも全周ガチガチの実装甲の暴力で覆われており、後部でさえも甘い弾は容赦なく弾く。

側面は垂直装甲なのが残念でスペック通りの数値しかないが、185㎜もあり豚飯と相性抜群。

前面上部は200㎜の傾斜装甲でまうまうにしては装甲の数値が低く、正面正対では駆逐の金弾には抜かれてしまうが、豚飯で角度をつければ十分弾けるのでそこまで心配は要らない。

下部は250㎜程の防御力のため弱点である。とはいえ極太の履帯に挟まれており面積は小さく、ちゃんと狙われなければ多くの場合履帯吸収できる。

これもあってまうまうは履帯が切られやすいので、他HTに増してメンテナンス特訓のスキルの重要性が高め。

 

ヘルスが全車輛中最高の3000もある。ここまで高いとヘルスで受ける選択肢も十分にある。

膠着状態時にヘルスを使って弾受けし、打開の一端になることも時には必要である。

 

・偵察性能

 

視界:400m

そこそこの数値があり、強行偵察が有効な車輛なのでレンズを積む選択肢もある。

その際は状況判断力のスキルと換気扇等もセットで。

 

隠蔽率:超重戦車相応の最悪レベル。

即発見されることを念頭にしたルート選択を。

 

・走行性能

 

前後進25/15㎞ 出力重量比9.26 旋回速度15

 

超重戦車相応の劣悪な機動性。後進が15㎞なのは優秀で、戦闘時の機動力は問題ない。

旋回速度が低く、車高も高いのでNDKが非常に苦手。極力遮蔽物伝いに移動しよう。

陣地転換が効かない機動性なので、初動が本当に重要。

開幕少し停止してもいいので、味方がそれなりの枚数ついてきてくれるかをまず判断しよう。

距離を詰める時も味方の動きをしっかり見ること。

孤立即爆散なので、味方が動き出してから進むくらいでも全然良い。

とにかく前線張らなきゃと焦って孤立するよりかは、遅れて前線に合流する方が勝利のためにも自身の戦績的にもヨシ。

 

・総評

 

機動性の低さが何よりも痛いHT。勝ちにいく戦いではなく、耐える我慢の戦いを強いられるドM車輛。

どうしても味方依存度が高いので、プラを組むのが精神衛生上オススメ。

自分を犠牲にして味方を勝たせるコンセプトの車輛であるため、他車輛以上に戦況判断とゲーム理解度の要求値が高い。

ランダム戦で味方の技量に左右されたくない方は素直に使わない方がいい。

勝ちを掴みづらいという点では明確に弱い車輛であるため、せめてDPMのバフは欲しいところである。

評点(10点満点中) 3点

かんたん車輛レビュー【Centurion ActionⅩ】編

それでは簡単車輛レビューシリーズをはじめていきたいと思います!

記念すべき初回の車輛はアクション仮面ことCenturion ActionⅩ君です!!

昔から見た目”だけ”は最高の車輛で、存在感のある投光器がとってもかっこいいんですねぇ

 

・攻撃性能

 

268APCR/330HEAT/105HESH 390ダメ DPM2722 総弾数68 照準時間2.1 精度0.32 仰俯角+20-10 

 

通常弾APCRの貫通力が高めで、空間装甲持ちのHT側面を撃つときに非常に有用。

金弾のHEATの貫通力も330と十分。

105㎜榴弾持ちなのも偉く、68という驚異的な総弾数から贅沢に榴弾を積めるので、軽装甲狩りに一役買う。

俯角と仰角がトップクラスに優秀で、後方俯角制限などもない。

砲の取り回しは同格最強であり、ストレスなくハルダウンをキメられる。

DPMは平均より少し上程度はあるので不足はないだろう。

フルカスタム6s程で390ダメをお届けできる。

拡散値だけは欠点で、静止時精度は数値通り良好だが移動中・旋回時の命中精度はあまり良くない。

総合してティア10MTとして良好な砲性能を誇る。

 

・装甲 HP1950

 

砲塔:ハルダウン型車輛として最低限の装甲を備える。

実装甲として大部分は200㎜以上であり、同格の通常弾、貫通力低めの300㎜程度の金弾ならば弾けるだけの装甲はある。

ただし弱点がかなり多い。

大きめのキューポラは格下が余裕をもって通常弾で抜ける程度であり、明確な分かりやすい弱点であるが、ここは砲塔をこまめに前後すれば対応は可能。

ティア10MTともなれば棒立ちエイムはダメだゾ♡

最大のウィークポイントは広いおでこの傾斜部分である。

ここは300㎜以上の弾ならそれなりに貫通でき、面積も広いため真っ先に狙われる。

アクション仮面はデコハゲ、これは覚えておこう!

また、砲塔基部の垂直部分も金弾には抜かれる弱点である。

ハルダウンの際は砲塔揺らし、敵車輛の貫通力・リロードタイムの把握など繊細な技術が求められる車輛といえる。

 

車体装甲:ティア10としてないものと考えた方がいい。

たまに格下の弾なら弾ける程度で、貫通されると頻繁に弾薬庫が破損するイギリス病持ちなのもあるので、ルート選択は稜線エリアを選択し、市街地には極力行かないようにしよう。

 

・偵察性能

 

視界範囲:410m

視界は優秀。レンズ装備で確実に伸ばしておこう。

 

隠蔽率:悪くはない。

2023.8.1バフにより、カモネット抜きフルカスタムで被発見350m台から310m台へと強化された。

今まで大型の車体に低隠蔽でバレない偵察が困難だったが、この40mの差が非常に大きく、バレない偵察が可能となった。

もともと視界は良かったので、これでスポッターとしても活躍できるようになった。

この調整は珍しく運営GJ!!

 

・走行性能

 

前後進53/20㎞ 出力重量比18.91 旋回速度50

 

大型なセンチュ系統なだけあり前進53㎞と遅め。

出力重量比も大台20を超えられず微妙。

履帯性能だけは優秀で、NDKもLTの対処もストレスなく行える。

陣地転換は苦手だが、戦闘には優秀な性能といえる。

 

・総評

 

明確な強みは俯角10度くらいしかないが、あらゆる性能がバランスよくまとまっており、車体がデカいことくらいしか不満はないだろう。

バフで隠蔽が強化されたことが本当に大きく、バランス性能に更に磨きがかかった。

MTとして過不足ない堅実な動きができる良車輛と評価したい。

評点(10点満点中) 7点

 

 

【WoT CS】クラン戦で使える車輌 LT編

LTって地味だし後でいいや…と思っていたらこんなに前回から間が空いてしまいました。すみませんm(_ _)m

ということで!今回はLT編になります!

・T100LT
LTの王道のような車輌。名前にLTついてるしティア10LTといえばコイツを想像する人が多いのではないだろうか。
平地72km、出力重量比48、履帯旋回速度56とwot界最強の機動力を誇り、特に登坂に関しては非常に優秀。
また、どこに搭乗員が乗ってるのか心配になるくらい平たい車体のお陰で被弾面積が小さく、優秀な機動力も合わせて走り偵察に向いている。
ただし車体が長めなので、横移動にエイムを上手く合わせられると割と被弾したりする。
それでもシェリダンやライパンといった他のティア10LTよりは当たりにくいとは思う。

コイツは使ってみると分かるのだが、意外にも操縦が難しい。最高速での急旋回はいかに履帯旋回がよくても効かないし、車体が長いせいでオブジェクトに引っかかりやすくもある。NDKでは速度を落として旋回重視にしたり、最高速を出すことに執着しすぎない方がいい。慣れるまでトレーニングで練習するのもいいだろう。

砲は単発300で貫通力はAPCR230、AP248となっており、貫通力は少し低めに落ち着いている。DPMは素で2308、フルカスタムでリロードが6.31秒とLTの中では優秀であり、手数型の砲になっている。
精度は0.46とかなり悪いが、走行中の照準拡散が極めて優れているため、数値以上の命中が期待できる。LT同士でのドッグファイトでは有利に出られるだろう。

視認範囲は390mと低いが、隠蔽率は同格中1位なので、総合的には同格よりも偵察能力が劣っているとはいえない。
むしろ相手のLTをこちらの方が早く発見することができる。
隠蔽率を活かして大胆な置き偵察もでき、15mルールを合わせて使えればバレずに火力支援が可能。走り偵察だけにこだわらず、置き偵察も織り交ぜて使うとより強みを引き出せる。

CS版ではクラン戦でLTを投入することは現状少ないが、もし投入することがあれば、LTとしての役割を果たしやすいT100LTはピックの第1候補に上がるだろう。

・Rheinmetall Panzerwagen
通称ライパン。幾つかのバフを得てなかなかの強さに仕上がったドイツLT。LTとしては貫通力が242/280と優秀で、精度0.36、絞りが1.6と驚愕の数値、俯角10度、フルカスタムでDPMが3200以上と、ティア10LT最強の攻撃性能を誇る砲を持っている。加えて機動力も一流で、最高速度75kmに旋回速度54、出力重量比44と100LTに並ぶくらい優秀。視界が420mと最高値で偵察も一流。弱点は同格最低クラスの隠蔽率と車体の大きさである。隠蔽で負けやすいので、視界を伸ばして視界差で勝負するのがオススメ。
非常に優秀な攻撃性能から、MT寄りのLTが欲しい時は100LTを差し置いてピックされると思われる。

その他のLTたち
・Sheridan
単発390で高貫通力、俯角10、高DPMの優秀な砲を持ち、視界420mと攻撃性能は高いのだが、総合的な性能がライパンと被り、そしてほぼ下位互換。シェリダンを採用するくらいならライパンを採用するというのがCSの現状だろう。

・Task
シェリダンの亜種。砲がガンランチャーになり諸性能を微向上させたシェリダンという認識でいいだろう。砲がガンランチャーなので装甲の薄い相手でないとダメージが出せず、精度が悪いのが最大の欠点。ランダム戦ではガンランチャーはコンスタントにダメを出せるので強いが、集団戦では微妙になりがち。採用はされないだろう。

・AMX13 105
単発390×3のオートローダー。装填が遅く弾倉火力も低いので色々と中途半端な悲しい車輌。コイツを採用するくらいならBC-25tを採用した方が大体強い。

・中国LT
絶滅危惧種のため全く分かりません。

【WoT CS】クラン戦で使える車輌解説 TD編

前回のMT編に引き続き、今回はTD編をやっていきたいと思います!


クラン戦で使える車輌

・T110E4

単発850で貫通375のAPCRを限定旋回砲塔で振り回せるバランス型重TD。

PC版では単発750にナーフされたが、何故かCS版ではナーフされていない。

ラマー、戦友、食糧、換気扇のフル装備で装填が15秒台と、DPMもTDでは低い方ではあるもののかなり良好。

最大の強みはTDながら旋回砲塔を持ち、さらに高貫通のAPCRを単発850という高火力で撃てる点。

そのため、TD故に射撃機会を逃すことがなく、火力の高いHTの感覚で使うことができる。

装甲は弱点箇所は多いものの、全体的に甘い弾をシャットアウトするだけの装甲厚をもち、じっくり狙われなければかなりの弾を弾ける。

機動性は重TDとしては快速で、平地を35km程度で移動出来るため、前線への到達や陣地転換に苦労することはないだろう。

弱い点を強いてあげるならば、砲の精度が0.37、照準時間が2.9秒と、じっくり砲を絞りきって狙わないと弾が当たらないことと、俯角が6度、仰角が12度と取り回しが悪い点だろうか。

とはいえ旋回する砲塔を持つことはそれらを加味しても余りある強みであり、火力、装甲、機動性の全てがバランスよく優れている本車は、クラン戦だけでなく、通常戦でも非常に稼ぎやすい車輌であるといえるだろう。

クラン戦では主に街マップで火力要員としてピックされる。


・T110E3

上記のE4をガッチガチに硬くした車輌。

正面装甲はほとんどが300mmを超える装甲厚をもち、E4のときに弱点だった副砲塔も満遍なく300mmを超え、むしろ硬い箇所となっている。

ただし車体下部だけは比較的薄く、課金弾ならば確実に貫通できる明確な弱点となっている。

そのため、車体下部を隠すことができればほぼ無敵状態を作り出せる。

圧倒的正面装甲の硬さと引替えに、機動性はE4よりかなり悪くなっており、特に旋回性能の低さが致命的。

側面や背面の装甲は薄いこともあり、1度回り込まれたら間違いなく撃破されると考えた方がいい。

また、こちらは砲塔が回らないため、射撃機会にも難儀しやすい。

しかし、これらの弱点を補えるだけの圧倒的正面装甲は非常に頼りになる。

その硬さを活かして、クラン戦では街マップで地点防衛にピックされる。


・Strv103B

隠蔽に特化した忍者TD、通称Sタンク

全TD中ぶっちぎりでトップの隠蔽率を誇り、茂みを挟めば発見は非常に困難。

もしバレたとしてもドアストッパーみたいな形状のこいつは強制跳弾角度で傾斜しているため、貫通力がいくら高かろうが、1番硬いところは口径180mm以下、それ以外でも150mm以下のAP、APCR弾は強制跳弾する。

おっ、そんならHEAT撃てばええやん!と思ってHEATを撃っても、車体全面についてる変な柵(対HEAT防護柵)に当たると無効化される。

私は実際に100凸の420HEATが柵に無効化されるのを確認している。

そんな訳で柵にさえ当たればHEATに対して無敵、大半の弾を強制跳弾させるコイツにダメージを与えるのは容易ではない。

しかし、どんな車輌にも弱点はあるものである。

Sタンク対処法をお教え致します。

まず明確な弱点は20mmしかないキューポラである。

このキューポラにさえ当たればティア10ならどんな砲でも貫通できるだろう。

…ただめちゃくちゃ小さい。

Sタンクとの交戦距離は大体遠距離なので、遠距離からキューポラに当てるという神業を成すのは現実的ではないだろう。

次に弱点は車体下部である。

下部は40mmなため、口径120mm以上ならば貫通できる。

…しかしSタンクは大体ハルダウンしてるので、その場合車体下部が車体上部に隠れて撃てない。

そもそもHEATの場合は柵に防がれてしまう。

だが、じゃあ弱点無くね??はまだ早い。

側面は30mmしかないので、少しでも見えていれば口径90mm以上の砲ならば貫通できる。

…まぁでもほぼ100%あなたに対面しているSタンクは正面を向いているので側面は撃てないでしょう…。

そんな時は榴弾を使いましょう!

Sタンクは装甲厚自体は非常に薄いので、榴弾の非貫通ダメージがかなり通りやすい。

特に大口径榴弾が撃てる車輌ならば致命傷を負わせることができる。

大口径砲をもつ車輌でも、貫通か非貫通か博打を打つくらいなら榴弾を撃ってコンスタントにダメージを入れた方が、モジュール損傷や搭乗員負傷も相まっていい結果になりやすい。

だが、榴弾ダメージに期待できるのはせいぜい120mm砲が限界なので、それ以下の口径の砲の車輌は大人しく側面に回ったり、無視したりする方がいい。

ここまでSタンクの装甲の強さについて解説してきたが、強さはそこだけではない。

まずは砲である。

単発は390と、ティア10駆逐としては最低の数値ながらも、DPMが素で3343という異次元の数値を叩き出しており、フルカスタムで装填時間が5.54秒という140も真っ青のマシンガンに仕上がっている。

加えて弾種は通常弾、課金弾合わせてAPCRであり、高い弾速から非常に弾を当てやすく、貫通力は通常弾308、課金弾350と十分な数値があり、特に通常弾の貫通力は非常に優秀で、通常戦ならばほとんど通常弾1本でも戦えるだけの貫通力を持っている。

更に精度、照準時間も超一流で、この車輌特有の射撃モードに入れば、照準時間僅か1秒、精度0.25という全車輌中ぶっちぎりの性能を誇る。

俯角も11度まで取れるようになるため、地形対応力も非常に優秀。

総じて単発火力の低さ以外は、全TD中最強と断言できるだけの性能を保有している。

次の強みは機動性である。

移動モード時は前進50km、後退45kmというMT並の走力を発揮し、特に後退45kmは明確な強み。

弱点を晒さずに前進とほぼ変わらないスピードで移動できるので、是非後退しながらの移動をマスターして欲しい。

ここまで走攻守隠蔽と強みを解説したが、Sタンクの最大の弱みはモード切り替えによる切り替えの遅さである。

射撃モードへの移行に2秒、移動モードの切り替えには1.3秒かかるため、移動中に咄嗟に射撃したいときに間に合わなかったり、位置がバレて逃げたい時にすぐに逃げられないなど、もどかしく感じることが多い。

その点だけ慣れてしまえば強力な車輌であることは間違いないので、とにかく練習して慣れるしかないだろう。

クラン戦では隠蔽を活かした地点防衛にピックされる。



ここからは使うかもしれない車輌です。


・WT. E100

ナーフによって12.8cm砲の弾倉火力が3360から2240に下げられ、DPMが大幅に低下したため、バフされた15cm砲が現在の主流か。

15cm砲は弾倉火力2250ながら初弾から撃ちきりまで僅か4秒と破格だが、貫通力がHEAT334と普通なのがネック。

かつての12.8cm砲の方が強いことは間違いないが、オートローダーの火力の強みは健在なので、街マップで起用があるかもしれない。


・FV4005

HESHの貫通とダメージがナーフされたことが痛いが、それでも榴弾でコンスタントにダメージが取れるのは強み。

タクに組み込むのは難しくなったが、まだ起用の場面はあるかもしれない。


・Badger

ハルダウン時の硬さとDPMは依然脅威であり、坂マップの防衛でピックする可能性がある。


・Fosh 155

硬い正面装甲とかなり優秀な機動性を持つため、全弾撃ちきった際に反撃を貰うリスクが低いオートローダー車輌。

WT E100には火力で負けるが、様々な状況で活躍が見込める点ではこちらの方が優れている。

50Bの代わりに使えるかもしれない。


Sタンクの解説だけ異様に長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございます!


次はLT編になります!



【WoT CS】クラン戦で使える車輌解説 MT編

今回はMT編になります!


前回のHT編も良かったら見てください〜


・BC-25t

390×5のオートローダーで弾倉火力1950をMTに持たせたらやっぱ強いよねっていうwotの初期からずっと最強と呼ばれてきたレジェンド車輌。

優秀な出力重量比を持ち、平地で64km出るし山登りも速く、LT並の走力を発揮する。ただし履帯旋回性能は微妙なので実はNDKの難度は高め。

隠蔽率もかなり優秀で、MT中でもトップクラス。

隠蔽スキル、視界スキル、換気扇戦友食糧を極限まで積むとその辺のLTより視界とれるしバレないので、是非完全体バッチャを完成させて欲しい。

弾倉火力1950は優秀なのだが、それと引き換えに諸々砲性能が残念なことになってしまっている。

照準時間は2.7秒で同格MTと比較するとかなり遅く、精度も0.37と少しガバい。

連射間隔は2.73秒と遅めだが、ちょうど絞りが間に合う秒数ではある。

だが全弾吐き出すのに約12秒程かかるのは痛い。

この砲性能と履帯性能でNDKをし、どれだけ弾を貫通させられるかに腕の差が出ると私は思っている。

クラン戦ではLTの代わりに偵察するのが主な役割であり、偵察しながら火力も出せるためLTが泣いてる。

とにかくピック率の高いMTなので持っておくと重宝する。


・Object140

MT界のレジェンドその2。

こいつもバッチャと同じくwotの初期からずっと強いMT筆頭である。

フルカスタムでDPM3600越えになる超優秀な砲を持ち、単発320を5.3秒でリロードするため、相手が修理スキルをつけていても延々と履帯ハメが可能。

また照準拡散が優れているため、行進間射撃が面白いように当たる。

履帯性能も抜群にいいので、車体サイズの小ささも相まってNDKが非常に楽で強い。

隠蔽率もバッチャほどでは無いが、MTの中でもトップクラスであり、偵察も高水準でこなせる。

機動性は良好なのだが、エンジン馬力が弱いため最高速度が少し低く、山登りも苦手としている。

バッチャと比較するとどうしても遅く感じてしまうのがネック。

装甲は、砲塔はかなり硬いが車体は課金弾に対しては無力なので、なるべく隠したいが、俯角が6度しか取れないので、稜線に乗り上げて車体を晒さないように気をつけたい。

140はMTに求められるあらゆるスペックを最もバランスよく持っている車輌なので、MTの開発で迷ったらまず140の開発を目指すのがオススメ。


・Object430U

単発440というMTトップの単発火力を誇る砲が売りのHT寄りMT。

精度が0.4とMTとしてはかなりがばいばあちゃんだが、こいつの運用はとにかく装甲を活かしたラッシュなので交戦距離的には問題ないだろう。

DPMも同格に比べると低いが、フルカスタムで2800を超える上、単発火力の高さを考えれば問題にはならない。

HT寄りMTということで正面装甲がHT並に硬く、砲塔、車体上部装甲は課金弾すらシャットアウトするレベルで、その辺のHTよりも硬い。

車体下部はやはり弱点だが、急角度をつければ課金弾も弾ける程度の硬さはあり、側面装甲もMTにしては硬いため、豚飯や昼飯適正もある。

地味に隠蔽率も高いため、140と同水準での偵察をこなすこともできる。

最大の弱点は機動力の低さであり、MTながら最高速度48kmというのは遅く、出力重量比も悪いため、加速や登坂も遅いというのは痛い。

ただ、HT運用もできるMTというのは非常に唯一性があり、快速HTと比較すれば機動力は高いので、140といった純粋なMTとは違った運用をすることで輝くMTだといえるだろう。


STB-1

単発390の砲ながら素のDPMが2900台という超DPM型MT。

DPMと引替えに精度、照準速度、拡散値など諸性能は低いが、それを補ってあまりあるDPMを有する。

油圧サスにより通常時8度の俯角が14度にまで強化されるため、地形対応能力が非常に高く、どんな場所でもDPMを発揮できる。

また、砲塔もソ連MT並に硬いため、ハルダウン時の防御力も一流であり、前述の砲性能も相まって、総じて前線のハルダウンで輝く車輌である。

機動性は平凡で、特に可もなく不可もない。

ネックなのは油圧サスの癖の強さであり、照準速度以上に足を止める時間がかかるため、咄嗟の射撃はかなりキツい。

油圧サスの挙動も独特のため、要練習。

総合的には全MTの中でもかなり性能の高い車輌であることは間違いないので、性能厨にはオススメの車輌。

俯角があるMTが欲しい場合にタクでピックされる。



たまに使うかもしれないMT


・Progetto M40 mod.65

単発360×4のオートリローダー。

ローダー系の砲としては精度、照準時間、貫通力全てにおいて高水準であり、俯角も9度取れるので取り回しがよく、狙撃適正も高い。

機動性はかなり良好で、平地で60km程度で走行可能であり、履帯旋回速度も54とかなり優秀。

最大の強みであり欠点であるのはオートリローダーの癖の強さである。

DPMがかなり低く、単発型、オートローダーと比較するとその差はかなり大きい。

しかし、連射できる機会では連射でき、膠着状態では自動でリロードされるため、射撃機会に困ることがほとんどない。

ただ全弾撃ちきってしまうとDPMが本当に悲惨なことになるので、どんなに連射できる機会があっても3発までで止め、全弾撃ちきる時は死を確信したときのみにしたい。


・TVP T50/51

現状machineの下位互換だが、連射間隔が元に戻れば使われることもあるかもしれない(願望)


・Object430、T-62A

140の代替品として使える。

性能に大差があるわけではないので普通に強い。


・Chisel

アプデによりかなり弱体したが、依然として高性能なのは変わりない。STBの代わりに使うかもしれない。


・T95E6

俯角が9度とれ、STB並の高DPMなので代わりに使える…のは難しい車輌。

砲性能が悪く、頭のコブのせいでハルダウンでの防御力は期待できず、機動性は平凡、隠蔽率は低めとDPM以外能のないMTなので、 あくまで他車輌の代替品である。


・M48A5 Patton

T95E6から機動力を下げ、DPMを若干下げ、代わりに砲塔を硬くして視界を広くし、俯角を1度上げ、砲性能を上げた車輌。


・UDES 15/16

決まれば圧倒的な硬さのハルダウンを活かして、地点防衛のためにピンポイントで使うかも…しれない車輌。

頭の硬さと隠蔽率と引替えに他の全ての性能が低い悲しい子。

【WoT】クラン戦で使える車輌解説HT編

ブログを三日坊主で放り投げていた私を許してください……

お久しぶりです!!!!


今回はクラン戦で使う可能性のある車輌を解説していきます!!


まずはHTから。


・WZ-111 Qilin

彗星の如くwotc界に現れた寵児。コンソールオリジナル(笑)シリーズの1つ。

強車輌として名を馳せる5A君のほぼ上位互換。

砲性能、DPM、装甲、機動性などは5Aのまま、単発火力を490から560に上げ、砲塔旋回速度、砲拡散などを少し向上させましたテヘペロ♡とかいうぶっ壊れ車輌。

これをフリー経験値で購入出来ることが頭おかしい。

5Aのツリーはなかなか苦行なのだが、このQilin君をget goldして買えば楽々だね!!!

前置きはさておき、こいつはHTの中でもかなりの快速で、単発560かつ素で2600台のHT屈指の高DPMで340HEATを振り回すことができる。更にカチカチ中華鍋砲塔に俯角7度がスーッと効いてこれはありがたい……

ただし精度や照準速度はソ連並なので狙撃には向いていないのは注意。

車体は楔型装甲で甘い課金弾なら弾く共産パワー。

快速HTが欲しいならとりあえずこいつを買っておけばオールOKだろう。

快速HTを使うタクなら間違いなく使う逸品なのでお金に余裕のあるブルジョワは買っておこう。


・ WZ-111 5A

上記のキリン君の単発490版という認識で問題ない。


・Valour

PC版では選ばれし猛者のみ使うことの出来る最強戦車だが、コンソールでは性能を若干下げられて誰でも買えるフリー経験値戦車になった。

頭が尋常じゃなく硬い。

肝心のキューポラはクッソ小さくて当てられたもんじゃないし、高貫通なら抜けるという部位が存在しない。

それでいて俯角10度とれて平地40km以上出る快速。

稜線のあるマップではまず間違いなくピックされる車輌だ。

砲性能も優秀で、単発440で高DPM。

こいつはよく後述のSuper Conquerorと比較されるが、基本的にピックされるのはValourなのは間違いない。

スパコンより圧倒的に足が速いというのは大きな強みである。

タクで俯角の取れる快速HTが欲しかったらこいつを大量に入れとけば問題ない。

車体が柔らかいので必ずハルダウンして戦うように。


・Super Conqueror

イギリスHTツリーの最高傑作。

DPM2700台、照準速度2.0秒、精度0.33、良好な照準拡散をもつ超優秀な砲を、俯角10度かつ強固な砲塔で振り回すことができる。

その取り回しの良さは本当にストレスフリーなので是非使ってみて欲しい。

こいつの弱点はとにかく足回りの悪さ。

最高速度は34kmあるので平地を直進するなら特別悪いわけではないのだが、出力重量比が低く、坂や不整地ではめちゃくちゃ遅い。

更に履帯旋回速度が26と超重戦車レベルで悪い。

よってクラン戦でこいつが複数枚使われることはまずない。

こいつが光るのは防衛要員としてで、稜線越しの地点防衛ではこいつ1枚で大抵抑えられる。


・T57 heavy

400×4のオートローダーで340HEATを20秒ちょっとでリロードし、連射間隔2秒でぶっぱなす攻撃面では最強のローダーHT。

弾倉火力に対してあまりにリロードが早すぎる。

ただ、装甲はあまい弾なら弾くがしっかり狙われるとスパスパ抜かれる。

特に砲塔が面積の広い弱点であり、こいつの交戦距離なら間違いなく抜かれると考えた方がいい。

また、機動性は悪くは無いが良くもない。

平地では35kmでるし、加速や出力重量比もそこそこで履帯旋回も普通なので、割と良好な機動性なのだが、大胆な陣地転換は不可能といった感じ。

こいつを活かすなら、複数枚で縦列1点集中し、圧倒的火力で敵を1枚ずつ溶かしてひたすら電車ごっこするのがオススメ。


・AMX 50B

ローダーHT2号。(今はMTにされた)

400×4のオートローダーで325APCRを連射間隔2.5秒で照準時間3秒で約30秒ごとに撃てる。

先述のゴナへと比べるとかなり攻撃面では劣っているが、それはゴナへと比べてであって、ローダーとしては普通に優秀。

何よりこいつの最大の強みは機動力にある。

HTでありながら(今はMT)60km出して普通に走れるのはこいつくらいである。

machine??知らない子ですね……

この機動性で弾倉火力1600を持ち運べるのは唯一無二であり、速度が求められる場面ではゴナへを差し置いてピックされる。

俯角も10度取れるので取り回しもいいのだが、砲塔装甲がないに等しい。

優雅にハルダウンしてると長い連射間隔もあってボコボコにされるので、1発受けて4発当てられるタイミングでひょっこり顔を出すと強い。

ゴナへと50Bはお互い一長一短なので、できれば両方所持しているとクラマスからお小遣いが貰えるかもしれない。


・The Machine

コンソールオリジナルの傭兵(笑)車輌。

頭がChieften、車体が50B、砲が(全盛期)TVP、エンジンが50Bと硬いとこ強いとこを抽出して出来上がったデザイナーベビー。

320×4のオートローダーで連射間隔1.5秒というTVPも驚きの連射力で1280ダメージを叩き出せる。

そんでもって50Bより足が速く、MTと比較してもトップクラスという訳の分からない足の速さをしており、装甲も弱点はあるもののよーく狙わないと抜けない程度であり、甘い弾は容赦なく弾く。

俯角も10度取れるので取り回し抜群で、どんな状況でも活躍できるローダー車輌。

正直弱点が弾倉火力が他より劣るくらいしか考えつかない。

こいつを活かすなら、Batに追従させてBatに視界を取らせて機を伺い、詰める時にはBatの前について弾受けし、一緒に弾倉を吐き出すといった使い方が強いのではなかろうか。

まぁピックするならゴナへや50Bのようにメインとしては使うことはないだろうが、あらゆる車輌に混ぜて使えるローダーとして重宝するので持ってる人ください。


・IS-7

みんな大好きIS-7。WoT界最強クラスの硬さをもつ砲塔と、角度にさえ気をつければカチカチの車体をもち、それでいて非常に快速な雑に強いHT。最大の欠点は砲が全HTでも屈指に弱いことだが、単発490あるだけマシか。DPMが最弱クラス、精度、収束も悪く、金弾貫通308と踏んだり蹴ったりで特に超重戦車相手には弱い。まぁ他のスペックが高いので砲が強かったら困るのだが……

相手のタクのウィークポイントにIS-7を複数突っ込ませると反撃を貰いづらく殲滅できる。DPMが重要でなければ使いどころはかなり多いだろう。


・Object277

コンソールではIS-7から装甲を減らして攻撃性能を上げた車輌。PC版から移植される際に機動性をもがれたせいで唯一性が薄れた。しかし依然としてトップクラスに快速なのは変わりなく、5Aより快速が欲しくてIS-7よりDPMが欲しい場合にピックされるか。貫通力がAP265のHEAT340と優秀で、超重戦車相手でも止まらない点でIS-7より優れている。砲塔はかなり硬いが車体は柔らかいので注意。だが傾斜がキツイので角度によっては跳弾を狙える。狙えるときは狙っていこう。


主にクラン戦で使えるHTはこの辺なのだが、たまに使える車輌も一応紹介しておく。


・113

MTに混ぜられるレベルで快速で、割と硬いしDPMもあるし評価はしているのだが、如何せん所持者がいないという致命的な欠陥を抱えている。私の脳内では5A並に活躍している。


・Object705A

街マップの芋タクにこいつがいるとトラウマが蘇る。こいつの豚飯を抜ける方がいたら100円差し上げるくらいに豚飯がめっっっちゃ硬い。単発650あるので焦って撃ちにいくと単発交換で痛い返り討ちに合う。砲がガバ〇ンなのが弱点だが交戦距離的に問題ない。クソ硬いくせにスパコンと同じくらい速いのでIS-7みたいに適当に突っ込んでみても強い。


・Object279(e)

万国共通の弱点である車体下部が消失しているチート戦車。車体下部がないので、正面から向き合った時の低貫通でも抜ける弱点がキューポラしか存在しない。しかし、正面を向けているだけでは340HEATや326APCRに安定はしないが結構抜かれる。高貫通のTDに対しては特に非力であり、車体全体が弱点と化してしまう。とはいえ明確な弱点がないというのは強みであり、ラッシュでその真価を発揮する。

防御時には段差があれば乗りあげることで正面の実質装甲を大幅に引き上げることができる。これは必須テクでもあるのでTanks ggを見ながら確かめてみよう。

PCからの移植時にDPMを落とされ、足回りも弱体したのが痛い。

積極的にピックされることはないか。


・Maus

街マップの防衛時間稼ぎ要員。DPMが弱すぎるのが辛い。


・Type5 heavy

時間稼ぎ要員2。まうまうよりコンスタントに榴弾でダメージが取れるがまうまうより豚飯が弱い。



それではこれでHT編は終わりです!

次回MT編でお会いしましょう!(いつになるか分からないけど)