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WoT Consoleランダム戦現環境強車輛まとめ【ティア8編】

☆重戦車

現環境ではObject 703の一強環境であり、ティア10の悪魔達と渡り合うには厳しい車輛が多い。

直近に実装されたObject 259AもOPの匂いがプンプンするが、実装直後の為様子見。

 

・Object 703 Version II Black Edition

 

環境を破壊した連装砲の新星。

単発390とティア8では高めの火力であり、斉射時は780ダメ出るのでティア10をも超えた瞬間火力を誇る。

連装砲の仕様だが、コンソール版においては斉射↔単発の切替えが即時のため、感覚的には「斉射が可能な2発オートリローダー」に近い。

オートリローダーとして見ると、単発車両とほぼ同等のDPMを持ちながら、弾倉満タン時は単発砲と同じ隙の無さで2倍の火力を出せるモードを搭載しているという破格の性能を備えている。ただし弾倉が2発なので、弾倉火力はオートリローダーに軍配が上がる。

相手からすれば単発交換のターン制勝負は不利なので、DPM勝負を仕掛けたり、リロードタイムを見計らって一気に詰めたいが、単発型車輛並みのDPMを有しているため手痛い反撃を受けてしまうというなんとも嫌らしい仕様である。

斉射↔単発の切替えを前線で適宜行えるようになれば、通行料・敵ミリ残り・敵発砲などのタイミングで、単発砲・オートローダーを超えるDPMを発揮し、オートリローダーよりもDPMが高く・隙が少ないという、全ての装填メカニズムのいいとこどりとなるポテンシャルを最大限発揮することができる。

 

貫通力は270HEATと、ティア8HTとして十分な貫通力を備える。

ベースがKirovetsなので優秀な傾斜装甲を持ち、ソ連特有の楔型装甲による豚飯の不自由さがない。

更にソ連特有の砲塔の硬さもしっかりあり、格上相手でもハルダウンさえできれば十分弾いていける。

機動力は砲が2本になった分か、軽快なKirovetsより一回り劣ってしまっている。

とはいえHTとして平均的な機動力はあるため特別不自由に感じることはないだろう。

弱点は長い照準時間、もっさりとした機動力、俯角5°である。

パーツ選択肢はほぼ一択で換気扇・ガンレイ・駆動系がオススメ。

走攻守バランスよく揃ったOP車輛である。

 

 

・Skoda T56

 

ティア8最高峰の単発460の大火力を連射できるオートローダー。DPMも良好。

強みの8割はここに集約されているといっても過言ではない。

火力以外は低い性能で、連射間隔は長めの3.5s、最大貫通248止まりなど、特に貫通力の低さがネック。

機動力が平凡でMTのような裏取りができないため、相手HTを正面から貫通させなくてはならない。

そのため対面の弱点の把握と必要貫通力の知識が必須となる。

248という貫通力では、弱点部位といえども貫通困難な車輛が多く存在する。

本車の悪精度でも十分狙える面積があり、かつ安定して貫通可能な弱点なのかを判断して撃ち合いするか決めよう。無理だと思ったら即リポジ!

例えば同格でいうとM6A2E1やObj.252Uなどは相手にしない方がいい。

防御力はというと、車体はやや柔らかいが砲塔はしっかり硬い。

本車の俯角8°だと少し不自由だがハルダウンを主軸に戦うのがよい。

ストレスは感じるが、瞬間火力のおかげで気づいたら最終ダメージは稼げている系の車輛である。単発の重さは偉大。

 

 

・T54E2

 

360×3で計1080ダメージのオートローダー。

俯角10°で連射間隔2.22sという抜群の取り回しの良さが魅力。

機動力もティア10快速HT並みに高く、MT運用も可能。

アメリカ恒例の副砲塔が明確な弱点だが、そこまで大きくはなくハルダウンが非常に強力。

弱点はオートローダーらしく最大貫通が255止まりな点だが、幸い機動力でカバーできるためそこまで辛くはないだろう。

欠点らしい欠点のない走攻守優れた稀なオートローダーである。

 

その他準環境HT…Charlemagne,Rhino,IS-2-ll

 

 

☆中戦車

個性の強い車輛が多く存在し、ティア10相手でも存在感を発揮できる車輛が多い。

 

・Mantis

 

快速・高隠蔽・紙装甲オートローダー。

同カテゴリMTのブーラスクと比較しつつ解説していこう。

【砲性能】

マンティス 240×4=960 撃ちきり6s 280HEAT 俯角9° 装填26.5s 精度0.36 照準2.1s

ブーラスク 360×2=720 撃ちきり2s 240APCR 俯角6° 装填27s 精度0.42 照準3.2s

【隠蔽率】

マンティス 静止時:328.08m

ブーラスク 静止時:311.49m

【視認範囲】

マンティス 400m

ブーラスク 390m

【足回り】

マンティス 63/20km 出力重量比33.33 履帯旋回46°s

ブーラスク 62/23km 出力重量比25.77 履帯旋回40°s

 

砲性能だが、マンティスは弾倉火力・貫通力・DPM・命中精度・俯角に優れる。

マンティスは弾倉火力がブーラスクを240上回るが装填時間はむしろわずかに短く、HEATだが280の良好な貫通力で、格上の正面装甲でも貫通のチャンスは多い。(弾速も1143m/sでAPCR並み)

精度・照準まわりもオートローダーのわりに良好な部類で、弱点狙撃も支障なくこなせ、俯角も9°あるので地形対応能力も高い。

TD的な遠距離からのカバーもこなせる非常に優秀な砲性能である。

…こんな優秀な砲にブーラスクが勝てるところはあるんか??と思ってしまうが、しっかりブーラスクにも強みがある。

 

ブーラスクは確かに貫通力もDPMも精度も劣り、正面装甲の貫通は困難で後方支援も難しい。

ただ、確かな強みが単発360というMT上位の単発火力、撃ち切り2sという隙の少なさである。(加えて照準拡散が良好で、マンティスよりも行進間射撃の命中精度は高く、絞り切らずとも命中させやすいという強みもある。)

したがって、発砲バレしてしまう状況でもダメージを稼ぎやすく、快速とLT並みの車体サイズを活かした一撃離脱戦法との相性がすこぶる良い。

もし、こちらが発砲した瞬間、稜線から突然ブーラスクが突っ込んできたらどうだろうか。

こちらが反撃する前に一瞬で720ダメージ奪われ、速度と車体サイズのせいで後方の味方の援護射撃も当たらず、無傷で逃走される。

もちろんブーラスク側は標的のリロードタイム、周辺の敵車輛の枚数・距離など高度な状況把握が求められるが、これを繰り返しやられたらたまったもんじゃないだろう。

強みに合致した立ち回りをすることで初めて輝く強力な砲性能なのだ。

 

隠蔽率は両者優秀だがブーラスクの方が2,3歩上を行く。

視認範囲はマンティスが10m上回るが、この隠蔽率の差ならばブーラスクの方が偵察性能は少し高いという認識で問題ないだろう。

加えてブーラスクは車体サイズの小ささから、いざとなれば走り偵察適正もある。

マンティスもMTの中では間違いなく車体サイズは小さいが、ブーラスクより車体が長いので当てられやすく、よっぽどじゃない限り走り偵察は控えるべき。

 

足回りは実はマンティスの方が優秀である。

前後進は微々たる差なので置いておくとして、出力重量比はマンティスが大きくリードしている。

この出力重量比はLTと比較しても高めなくらいで非常に優秀。

また、履帯旋回性能も勝っている。

46°sというのは速度に対して及第点レベルで、スキル:クラッチの名手を付ければよりストレスフリーな走行を味わえる。

一方ブーラスクは40°sと微妙であり、最高速ともなると全然曲がれず非常にストレスが溜まるような数値である。

クラッチは必須の上、クラッチがあってもなお物足りない旋回性能。

 

結論:どっちが強いかじゃなくどっちが自分に合ってるかの問題。どっちもOP pay to win車輛なのは変わらん!!!1!11

 

 

・B.C Bourrasuque

 

マンティスの項目参照。

PCから相も変わらずOP車輛。

 

 

・ Senjutsu TO-55

 

CS発のクソ武装火炎放射器をまさかの副砲扱い(各砲装填時間が独立しているため、主砲装填中に副砲を使用できる)で使用できる汚物。

ちゃんと主砲横に取り付けてあるので主砲と取り回しが変わらずなんてフリーダム……ウンエイサンの粋な計らいが心に沁みるぜ…

火炎放射器なので射程は短く、継続して当てる必要があるが、相手がMausだろうがE3だろうが装甲厚に関係なく火災を引き起こす。(モジュール吸収も無効なので履帯や砲身がはみ出ているだけでもダメージが発生する。)

火災ダメージなので、もちろんモジュール破損・乗員負傷が発生してストレスで毛根が死滅する。(オープントップ車輛の場合爆速でモジュール・搭乗員が全滅し、生きた屍と化す。)

しっかり火災デバフも入るのでDPM・精度・移動速度等々が下がってコントローラーはお亡くなりになった。

ティア9MTのT-54をベースにスケールダウンした車輛であり、各種性能が満遍なくオリジナルのT-54よりも劣っている。

ただ主砲の金弾330HEATは共通であり、ティア8MTにしてティア10の正面もぶち抜ける有難い貫通力を手にしている。

DPMはT-54より大きく落とされ1882と少し低めに落ち着いているが、火炎放射があることを忘れてはならない。

火炎放射の射程が144mなので近距離戦に限られるが、主砲装填中に火炎放射した場合のDPMはティア8MT中最強である。

加えて火災デバフにより対面車輛はまともに反撃できないため、MTだが近距離戦で無類の強さを発揮する。

現在実装されている火炎放射持ちの車輛の中では明らかにバランスのおかしいぶっ壊れ性能をしているため、火炎放射を使ってみたい方にはまずオススメのOP車輛である。

 

その他準環境MT…AMBT,ASTRON Rex,Ragnarok,A.P AMX30

 

 

☆軽戦車

ティア7からの進化が大きく、ここから格上にも通じる偵察性能を持った車輛が多く出現する。

 

・ELC EVEN 90

 

偵察特化型オートローダーLT。

どこに搭乗員が乗ってるのか分からない最小クラスの車体サイズと最高峰の隠蔽率、最高速70kmから繰り出される走り偵察は、全LT中で最も被弾率が低いといえる。

ただし出力重量比&馬力&履帯旋回速度が心許なく、障害物に当たって大幅に減速したり曲がれなかったりと事故には注意が必要。

偵察特化なだけあって砲の最大貫通は215止まりで低め、DPMに至っては1131ととんでもない低さだが、本車の特性上、一撃離脱戦法が強力な為、撃ち切り5sで660ダメを出せるオートローダーであることはとてもマッチしている。

しかし弾倉火力660では敵を撃破しきれずヤキモキする場面も多い。

LTの役割を最高水準でこなせる強車輛なので、LT好きには非常にオススメ。

 

 

・T41E1

 

粛清されてしまったかつての糞犬Bulldogを現代に蘇らせた車輛。

かつての10連ガチャの性能はそのままに(単発170になってるし…)、70/25km 出力重量比35.08 履帯旋回速度54°sという爆速機動力・アメ車の割りに良好な隠蔽率337.16m視認範囲410mとなぜか強化。通常ツリーの駄犬の立場は…?

ティア8LTの中でも最高の基本スペックを誇る。

主砲はかつてのティア7砲をティア8に持ってきたので貫通力は低めだが、弾倉火力はティア8LTにして驚異の1700であり、これは同格HTや格上MTすらワンパン圏内という凄まじい火力である。

ただし低貫通・低単発の弾を10発全弾貫通させるのはNDKをしても困難であり、撃ち切りまで18sという膨大な時間を無傷で乗り切るのはほぼ不可能である点には注意が必要。

 

ティア8LTは偵察のEVEN90、攻撃の41E1とどちらを重視するかで選ぶといいだろう。

 

その他準環境LT…M41B Brazilian Bulldog,HWK 30,Spahpanzer(Trail Blazer,Tiger Shark etc...)

 

 

☆駆逐戦車

こちらもティア7からの進化が著しく、ティア10HTの正面装甲すら撃ち抜ける高貫通力の車輛が多く出現し、DPM平均も大きく向上している。

 

・Panserjager

 

ティア8版Hellcat。

元々冷戦1にいた本車をまさかのそのままティア8に持ってきたので、性能は冷戦1でも戦えるレベル。

糞猫の強みである快速・高隠蔽・全周砲塔・俯角10°はそのままに、砲性能はしっかりティア8上位スペックを保持している。

単発は280と90mm砲の域を脱せず微強化に留まっているが、貫通力は262APCR/320HEATと高めであり、DPMは2509とこちらも上位のスペックを誇る。

使用感は非常に糞猫と似通っており、あちらとは違い偵察性能で優位には立てないものの、通常の駆逐運用では糞猫じみた強さを感じられる。

単発の低さが気にならない人には刺さる強力な1両。

 

 

・SU-130PM

 

高単発型快速隠蔽駆逐。

単発520という490族を30上回る絶妙な高火力を誇り、貫通力は320HEATと必要十分。

限定旋回だが77.5/77.5°というほぼ全周砲塔であり、俯角もソ連にしては7°取れるので取り回しは意外と悪くない。

隠蔽率がとにかく高く、茂みに陣取ると発砲しても一方的に撃てることが多い。

高単発組の中では最も扱いやすい性能であり、しっかりダメージを積み重ねたい人に刺さる1両。

 

 

・Iron Rain

 

通常ラインメタルをオートローダー化した車輛。もちろん変わらず全周砲塔。

490×3=1470 撃ち切り5.46sの圧倒的瞬間火力を誇り、狙われた車輛は即刻虫の息と化す。

貫通力は311APCRと十分な値。

隠蔽率が同格最強クラスであり、大胆な距離からバレずに全弾吐き出すのも余裕で可能。

最大の欠点はオリジナルと同様足の遅さであり、快速車輛が多い高隠蔽駆逐の中では際立つ欠点である。

陣地転換が気軽に行えない不自由さはあるが、余りある火力が魅力の1両である。

 

 

・GSOR 1008

 

高火力快速全周砲塔オートローダー。

先述のアイアンレインよりも隠蔽率は大きく下がるが、それでも十分な隠蔽率を有し、

あちらとは違って快速。

ただしスペックの最高速60kmは主力重量比が14.66と不足しているため、ほぼ出ないのは注意。

砲は320×4=1280 撃ち切り6s DPM1507でアイアンレインよりも火力・DPM共に劣るが、俯角が11°あり地形対応力はかなり高い。

とはいえあちらは超絶隠蔽でバレずに全弾吐くことも可能であるのに対し、さすがにこちらは発砲したらバレてしまうので、上手くハルダウンを駆使して被弾面積を減らしていくことが求められる。

貫通力は321APDSとアイアンレインを上回っているように一見見えるが、実は距離減衰率が尋常じゃなく、500m先の敵に着弾した場合、なんと貫通力が100も下がってしまう。

車長スキル:鉄棍・天性のリーダー、換気扇、食糧でのカバーが必須で、狙撃する場合はスペックの貫通力を信用せずしっかり弱点部位を狙っていくことが必要である。

スペック詐欺が散見されるところには注意が必要だが、大火力を陣地転換しつつ供給できる点は大きな強みであり、間違いなく強車輛である。

 

 

・ISU-152K

 

火力全振り隠蔽型駆逐。

単発火力750・DPM2370という圧倒的火力と、286AP/329APCRという圧倒的貫通力の代償にほとんどの快適性を失った潔い性能をしている。

隠蔽率はそこそこ高めであるが、その他足回り・精度照準関連・射界府仰角・装甲においてだいぶしんどい。

快適性など二の次で、とにかく火力が正義という方にはオススメの車輛。

通常弾が貫通286かつAPであるため、同格以下には通常弾1つで余裕で戦えることから金策にも優秀。

 

その他準環境TD…(ShPTK TVP-100,KanJPz 105,JgTig 8,8cm,Skopion,AMX Cda 105)