mayo-mayoのゲーム解説

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WoT Consoleランダム戦現環境強車輛まとめ【ティア8編】

☆重戦車

現環境ではObject 703の一強環境であり、ティア10の悪魔達と渡り合うには厳しい車輛が多い。

直近に実装されたObject 259AもOPの匂いがプンプンするが、実装直後の為様子見。

 

・Object 703 Version II Black Edition

 

環境を破壊した連装砲の新星。

単発390とティア8では高めの火力であり、斉射時は780ダメ出るのでティア10をも超えた瞬間火力を誇る。

連装砲の仕様だが、コンソール版においては斉射↔単発の切替えが即時のため、感覚的には「斉射が可能な2発オートリローダー」に近い。

オートリローダーとして見ると、単発車両とほぼ同等のDPMを持ちながら、弾倉満タン時は単発砲と同じ隙の無さで2倍の火力を出せるモードを搭載しているという破格の性能を備えている。ただし弾倉が2発なので、弾倉火力はオートリローダーに軍配が上がる。

相手からすれば単発交換のターン制勝負は不利なので、DPM勝負を仕掛けたり、リロードタイムを見計らって一気に詰めたいが、単発型車輛並みのDPMを有しているため手痛い反撃を受けてしまうというなんとも嫌らしい仕様である。

斉射↔単発の切替えを前線で適宜行えるようになれば、通行料・敵ミリ残り・敵発砲などのタイミングで、単発砲・オートローダーを超えるDPMを発揮し、オートリローダーよりもDPMが高く・隙が少ないという、全ての装填メカニズムのいいとこどりとなるポテンシャルを最大限発揮することができる。

 

貫通力は270HEATと、ティア8HTとして十分な貫通力を備える。

ベースがKirovetsなので優秀な傾斜装甲を持ち、ソ連特有の楔型装甲による豚飯の不自由さがない。

更にソ連特有の砲塔の硬さもしっかりあり、格上相手でもハルダウンさえできれば十分弾いていける。

機動力は砲が2本になった分か、軽快なKirovetsより一回り劣ってしまっている。

とはいえHTとして平均的な機動力はあるため特別不自由に感じることはないだろう。

弱点は長い照準時間、もっさりとした機動力、俯角5°である。

パーツ選択肢はほぼ一択で換気扇・ガンレイ・駆動系がオススメ。

走攻守バランスよく揃ったOP車輛である。

 

 

・Skoda T56

 

ティア8最高峰の単発460の大火力を連射できるオートローダー。DPMも良好。

強みの8割はここに集約されているといっても過言ではない。

火力以外は低い性能で、連射間隔は長めの3.5s、最大貫通248止まりなど、特に貫通力の低さがネック。

機動力が平凡でMTのような裏取りができないため、相手HTを正面から貫通させなくてはならない。

そのため対面の弱点の把握と必要貫通力の知識が必須となる。

248という貫通力では、弱点部位といえども貫通困難な車輛が多く存在する。

本車の悪精度でも十分狙える面積があり、かつ安定して貫通可能な弱点なのかを判断して撃ち合いするか決めよう。無理だと思ったら即リポジ!

例えば同格でいうとM6A2E1やObj.252Uなどは相手にしない方がいい。

防御力はというと、車体はやや柔らかいが砲塔はしっかり硬い。

本車の俯角8°だと少し不自由だがハルダウンを主軸に戦うのがよい。

ストレスは感じるが、瞬間火力のおかげで気づいたら最終ダメージは稼げている系の車輛である。単発の重さは偉大。

 

 

・T54E2

 

360×3で計1080ダメージのオートローダー。

俯角10°で連射間隔2.22sという抜群の取り回しの良さが魅力。

機動力もティア10快速HT並みに高く、MT運用も可能。

アメリカ恒例の副砲塔が明確な弱点だが、そこまで大きくはなくハルダウンが非常に強力。

弱点はオートローダーらしく最大貫通が255止まりな点だが、幸い機動力でカバーできるためそこまで辛くはないだろう。

欠点らしい欠点のない走攻守優れた稀なオートローダーである。

 

その他準環境HT…Charlemagne,Rhino,IS-2-ll

 

 

☆中戦車

個性の強い車輛が多く存在し、ティア10相手でも存在感を発揮できる車輛が多い。

 

・Mantis

 

快速・高隠蔽・紙装甲オートローダー。

同カテゴリMTのブーラスクと比較しつつ解説していこう。

【砲性能】

マンティス 240×4=960 撃ちきり6s 280HEAT 俯角9° 装填26.5s 精度0.36 照準2.1s

ブーラスク 360×2=720 撃ちきり2s 240APCR 俯角6° 装填27s 精度0.42 照準3.2s

【隠蔽率】

マンティス 静止時:328.08m

ブーラスク 静止時:311.49m

【視認範囲】

マンティス 400m

ブーラスク 390m

【足回り】

マンティス 63/20km 出力重量比33.33 履帯旋回46°s

ブーラスク 62/23km 出力重量比25.77 履帯旋回40°s

 

砲性能だが、マンティスは弾倉火力・貫通力・DPM・命中精度・俯角に優れる。

マンティスは弾倉火力がブーラスクを240上回るが装填時間はむしろわずかに短く、HEATだが280の良好な貫通力で、格上の正面装甲でも貫通のチャンスは多い。(弾速も1143m/sでAPCR並み)

精度・照準まわりもオートローダーのわりに良好な部類で、弱点狙撃も支障なくこなせ、俯角も9°あるので地形対応能力も高い。

TD的な遠距離からのカバーもこなせる非常に優秀な砲性能である。

…こんな優秀な砲にブーラスクが勝てるところはあるんか??と思ってしまうが、しっかりブーラスクにも強みがある。

 

ブーラスクは確かに貫通力もDPMも精度も劣り、正面装甲の貫通は困難で後方支援も難しい。

ただ、確かな強みが単発360というMT上位の単発火力、撃ち切り2sという隙の少なさである。(加えて照準拡散が良好で、マンティスよりも行進間射撃の命中精度は高く、絞り切らずとも命中させやすいという強みもある。)

したがって、発砲バレしてしまう状況でもダメージを稼ぎやすく、快速とLT並みの車体サイズを活かした一撃離脱戦法との相性がすこぶる良い。

もし、こちらが発砲した瞬間、稜線から突然ブーラスクが突っ込んできたらどうだろうか。

こちらが反撃する前に一瞬で720ダメージ奪われ、速度と車体サイズのせいで後方の味方の援護射撃も当たらず、無傷で逃走される。

もちろんブーラスク側は標的のリロードタイム、周辺の敵車輛の枚数・距離など高度な状況把握が求められるが、これを繰り返しやられたらたまったもんじゃないだろう。

強みに合致した立ち回りをすることで初めて輝く強力な砲性能なのだ。

 

隠蔽率は両者優秀だがブーラスクの方が2,3歩上を行く。

視認範囲はマンティスが10m上回るが、この隠蔽率の差ならばブーラスクの方が偵察性能は少し高いという認識で問題ないだろう。

加えてブーラスクは車体サイズの小ささから、いざとなれば走り偵察適正もある。

マンティスもMTの中では間違いなく車体サイズは小さいが、ブーラスクより車体が長いので当てられやすく、よっぽどじゃない限り走り偵察は控えるべき。

 

足回りは実はマンティスの方が優秀である。

前後進は微々たる差なので置いておくとして、出力重量比はマンティスが大きくリードしている。

この出力重量比はLTと比較しても高めなくらいで非常に優秀。

また、履帯旋回性能も勝っている。

46°sというのは速度に対して及第点レベルで、スキル:クラッチの名手を付ければよりストレスフリーな走行を味わえる。

一方ブーラスクは40°sと微妙であり、最高速ともなると全然曲がれず非常にストレスが溜まるような数値である。

クラッチは必須の上、クラッチがあってもなお物足りない旋回性能。

 

結論:どっちが強いかじゃなくどっちが自分に合ってるかの問題。どっちもOP pay to win車輛なのは変わらん!!!1!11

 

 

・B.C Bourrasuque

 

マンティスの項目参照。

PCから相も変わらずOP車輛。

 

 

・ Senjutsu TO-55

 

CS発のクソ武装火炎放射器をまさかの副砲扱い(各砲装填時間が独立しているため、主砲装填中に副砲を使用できる)で使用できる汚物。

ちゃんと主砲横に取り付けてあるので主砲と取り回しが変わらずなんてフリーダム……ウンエイサンの粋な計らいが心に沁みるぜ…

火炎放射器なので射程は短く、継続して当てる必要があるが、相手がMausだろうがE3だろうが装甲厚に関係なく火災を引き起こす。(モジュール吸収も無効なので履帯や砲身がはみ出ているだけでもダメージが発生する。)

火災ダメージなので、もちろんモジュール破損・乗員負傷が発生してストレスで毛根が死滅する。(オープントップ車輛の場合爆速でモジュール・搭乗員が全滅し、生きた屍と化す。)

しっかり火災デバフも入るのでDPM・精度・移動速度等々が下がってコントローラーはお亡くなりになった。

ティア9MTのT-54をベースにスケールダウンした車輛であり、各種性能が満遍なくオリジナルのT-54よりも劣っている。

ただ主砲の金弾330HEATは共通であり、ティア8MTにしてティア10の正面もぶち抜ける有難い貫通力を手にしている。

DPMはT-54より大きく落とされ1882と少し低めに落ち着いているが、火炎放射があることを忘れてはならない。

火炎放射の射程が144mなので近距離戦に限られるが、主砲装填中に火炎放射した場合のDPMはティア8MT中最強である。

加えて火災デバフにより対面車輛はまともに反撃できないため、MTだが近距離戦で無類の強さを発揮する。

現在実装されている火炎放射持ちの車輛の中では明らかにバランスのおかしいぶっ壊れ性能をしているため、火炎放射を使ってみたい方にはまずオススメのOP車輛である。

 

その他準環境MT…AMBT,ASTRON Rex,Ragnarok,A.P AMX30

 

 

☆軽戦車

ティア7からの進化が大きく、ここから格上にも通じる偵察性能を持った車輛が多く出現する。

 

・ELC EVEN 90

 

偵察特化型オートローダーLT。

どこに搭乗員が乗ってるのか分からない最小クラスの車体サイズと最高峰の隠蔽率、最高速70kmから繰り出される走り偵察は、全LT中で最も被弾率が低いといえる。

ただし出力重量比&馬力&履帯旋回速度が心許なく、障害物に当たって大幅に減速したり曲がれなかったりと事故には注意が必要。

偵察特化なだけあって砲の最大貫通は215止まりで低め、DPMに至っては1131ととんでもない低さだが、本車の特性上、一撃離脱戦法が強力な為、撃ち切り5sで660ダメを出せるオートローダーであることはとてもマッチしている。

しかし弾倉火力660では敵を撃破しきれずヤキモキする場面も多い。

LTの役割を最高水準でこなせる強車輛なので、LT好きには非常にオススメ。

 

 

・T41E1

 

粛清されてしまったかつての糞犬Bulldogを現代に蘇らせた車輛。

かつての10連ガチャの性能はそのままに(単発170になってるし…)、70/25km 出力重量比35.08 履帯旋回速度54°sという爆速機動力・アメ車の割りに良好な隠蔽率337.16m視認範囲410mとなぜか強化。通常ツリーの駄犬の立場は…?

ティア8LTの中でも最高の基本スペックを誇る。

主砲はかつてのティア7砲をティア8に持ってきたので貫通力は低めだが、弾倉火力はティア8LTにして驚異の1700であり、これは同格HTや格上MTすらワンパン圏内という凄まじい火力である。

ただし低貫通・低単発の弾を10発全弾貫通させるのはNDKをしても困難であり、撃ち切りまで18sという膨大な時間を無傷で乗り切るのはほぼ不可能である点には注意が必要。

 

ティア8LTは偵察のEVEN90、攻撃の41E1とどちらを重視するかで選ぶといいだろう。

 

その他準環境LT…M41B Brazilian Bulldog,HWK 30,Spahpanzer(Trail Blazer,Tiger Shark etc...)

 

 

☆駆逐戦車

こちらもティア7からの進化が著しく、ティア10HTの正面装甲すら撃ち抜ける高貫通力の車輛が多く出現し、DPM平均も大きく向上している。

 

・Panserjager

 

ティア8版Hellcat。

元々冷戦1にいた本車をまさかのそのままティア8に持ってきたので、性能は冷戦1でも戦えるレベル。

糞猫の強みである快速・高隠蔽・全周砲塔・俯角10°はそのままに、砲性能はしっかりティア8上位スペックを保持している。

単発は280と90mm砲の域を脱せず微強化に留まっているが、貫通力は262APCR/320HEATと高めであり、DPMは2509とこちらも上位のスペックを誇る。

使用感は非常に糞猫と似通っており、あちらとは違い偵察性能で優位には立てないものの、通常の駆逐運用では糞猫じみた強さを感じられる。

単発の低さが気にならない人には刺さる強力な1両。

 

 

・SU-130PM

 

高単発型快速隠蔽駆逐。

単発520という490族を30上回る絶妙な高火力を誇り、貫通力は320HEATと必要十分。

限定旋回だが77.5/77.5°というほぼ全周砲塔であり、俯角もソ連にしては7°取れるので取り回しは意外と悪くない。

隠蔽率がとにかく高く、茂みに陣取ると発砲しても一方的に撃てることが多い。

高単発組の中では最も扱いやすい性能であり、しっかりダメージを積み重ねたい人に刺さる1両。

 

 

・Iron Rain

 

通常ラインメタルをオートローダー化した車輛。もちろん変わらず全周砲塔。

490×3=1470 撃ち切り5.46sの圧倒的瞬間火力を誇り、狙われた車輛は即刻虫の息と化す。

貫通力は311APCRと十分な値。

隠蔽率が同格最強クラスであり、大胆な距離からバレずに全弾吐き出すのも余裕で可能。

最大の欠点はオリジナルと同様足の遅さであり、快速車輛が多い高隠蔽駆逐の中では際立つ欠点である。

陣地転換が気軽に行えない不自由さはあるが、余りある火力が魅力の1両である。

 

 

・GSOR 1008

 

高火力快速全周砲塔オートローダー。

先述のアイアンレインよりも隠蔽率は大きく下がるが、それでも十分な隠蔽率を有し、

あちらとは違って快速。

ただしスペックの最高速60kmは主力重量比が14.66と不足しているため、ほぼ出ないのは注意。

砲は320×4=1280 撃ち切り6s DPM1507でアイアンレインよりも火力・DPM共に劣るが、俯角が11°あり地形対応力はかなり高い。

とはいえあちらは超絶隠蔽でバレずに全弾吐くことも可能であるのに対し、さすがにこちらは発砲したらバレてしまうので、上手くハルダウンを駆使して被弾面積を減らしていくことが求められる。

貫通力は321APDSとアイアンレインを上回っているように一見見えるが、実は距離減衰率が尋常じゃなく、500m先の敵に着弾した場合、なんと貫通力が100も下がってしまう。

車長スキル:鉄棍・天性のリーダー、換気扇、食糧でのカバーが必須で、狙撃する場合はスペックの貫通力を信用せずしっかり弱点部位を狙っていくことが必要である。

スペック詐欺が散見されるところには注意が必要だが、大火力を陣地転換しつつ供給できる点は大きな強みであり、間違いなく強車輛である。

 

 

・ISU-152K

 

火力全振り隠蔽型駆逐。

単発火力750・DPM2370という圧倒的火力と、286AP/329APCRという圧倒的貫通力の代償にほとんどの快適性を失った潔い性能をしている。

隠蔽率はそこそこ高めであるが、その他足回り・精度照準関連・射界府仰角・装甲においてだいぶしんどい。

快適性など二の次で、とにかく火力が正義という方にはオススメの車輛。

通常弾が貫通286かつAPであるため、同格以下には通常弾1つで余裕で戦えることから金策にも優秀。

 

その他準環境TD…(ShPTK TVP-100,KanJPz 105,JgTig 8,8cm,Skopion,AMX Cda 105)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

WoT Consoleランダム戦現環境強車輛まとめ【ティア9編】

LT(軽戦車)

ティア9LTはこれといって強力な車輛が存在しない。(MTが強すぎる)

 

・AMX13 90

240×4計960ダメージのオートローダー。

火力と装填時間のバランスが素晴らしいが連射間隔が2.21sで撃ちきり6.63sと少し長く、LTにこの隙は致命的。ヘイト分散やブッシュ狙撃で反撃を貰わないように。

車体が小さいので走り偵察もできるが、旋回性能が悪いのでクラッチスキルが必須。

ティア9LTの中では強みが明確で特に強力。

 

・Ru 251

ティア9LTの中では高DPM・高精度・高貫通・俯角10°と特に強力な砲を持つが、所詮はティア9水準。

視界410m、最高レベルの機動力、悪くない隠蔽で偵察も強力だが、車体がデカいせいで走り偵察すると瞬殺される。

平均性能は高いのだが特別な強さがなく器用貧乏。→それMTで良くね?

 

・GSOR

車体がとにかく小さく非常に走り偵察が強力な車輛。

ただし旋回性能が悪いのでクラッチスキルが必須。

相変わらず断トツ最下位のクソDPSで走り偵察特化の車輛なので、街マップが来ると絶望する。

 

 

MT(中戦車)

ティア10に迫る貫通力を持つ車輛が多く、ティア10相手でも引けを取らない強力な車輛が多い。

 

・Kunze Panzer

ティア9MT中最強。MTながら唯一射撃/走行モード切替がある車輛。

ダメ390 DPM2387 ペネ268APCR/300HEAT 弾速1478/1173m/s 照準2.3s 精度0.36m 府仰角10°/15°←これ走行モード時(笑)でつおい。

射撃モード時は更に照準1.8s 精度0.3m 俯角15°に強化される。

走行モード時でも射撃性能がトップクラスに良好なのがとってもギルティな車輛。

機動性や偵察性能は同郷のレオPと似通っており、一長一短。

つまりコイツはあのお強いレオPよりDPM高いし俯角取れるスーパーな車輛だという認識でほぼOK。紙装甲なのも共通。

再販あったら買いましょう。

 

Leopard Prototyp A

ティア9版レオ1。

ティア9ながら一足先に268APCR/330HEATが使え、精度まわりも高水準。上述のクンツェに明確に勝るのは330HEATの存在。

ただDPMと俯角は普通なのでそこが大きく見劣りする。

高隠蔽、視界410m、最大65㎞で走れる足の速さで偵察性能にも優れる。

唯一の欠点は榴弾貫通レベルの紙装甲であること。

 

・CS-59

ぶっちぎりでティア9MT最強のDPM2660で390ダメージを連発する車輛。

精度まわりは良くないが、貫通力は293APCRと悪くなく、俯角も9°取れる。

欠点はもっさりした機動力と微妙な視界390m。

とにかくDPMの高さが強力な車輛。

 

惜しくも選外となった準環境車輛→T-54,T-55A,Char Futur 4,Skoda T 50,Sharpshooter,Kpz 50t,Arachnid,M46

 

 

HT(重戦車)

MTと比べるとティア10に迫る強さはない。強い車輛が皆俯角10°取れるという謎の特徴がある。

 

Cobra T54

360×4で計1440ダメージのオートローダー。連射間隔がわずか2sで撃ちきりまで6s。装填時間も素で31sとやたら早い。俯角も10°取れる。←は?

更にターボモード搭載で最大65㎞出せる圧倒的攻撃力を持つ。HTというよりMTに近い。

最大の弱点はAPCRとはいえ最大275という貫通力である。

また、アメリカ伝統のデカ副砲塔のせいでハルダウンしても反撃されやすい。

とはいえ余りある攻撃力で弱点など気にならないティア9屈指の強車輛である。

 

・Conqueror

みんな大好きコンカラー。

言わずと知れた俯角10°の強固な砲塔から放たれる326APCRが強力。

砲性能は非の打ち所がないが、やはり車体の薄さが気になる。

平地では弱いので、とにかく稜線に張り付くことが大事。

 

・FV4201 Cheiftain Proto

コンカラーより足を速くした代わりに、DPMと貫通力を下げられた車輛。

コンカラーと一長一短の性能なので普通に強い。

 

・Spirit of War Strv K

コンカラーより少し足を速くした代わりに火力が10ダメージ減った車輛。

ティア9HTの俯角10°取れるヤツはもれなく強力。

 

・Lorraine/AMX M4

最大60kmで走れる爆速機動力に、通常AMXよりも硬い砲塔装甲をもつ。ただしその代わりに車体装甲は大幅に弱体化している。

俯角10° ダメ400 308APCRの砲と俯角8° ダメ560 300APCRの砲を選択できるので、ハルダウンの快適さを取るか単発火力を取るかはお好みで。

 

・Concept 1B

ティア9屈指の砲塔の強固さを誇り、俯角が10°取れる。

最高速は45kmながら出力重量比は20超で足回りは非常に快適。パーツはけん引がオススメ。

弱点は最低レベルのDPMの低さ。

砲塔の硬さを活かして積極的に撃ち続けることが大事となる。

 

惜しくも選外となった準環境車輛→E75,T-10,Hardcase

 

 

TD(駆逐戦車)

MTと同様、高い貫通力に加えてDPMも備えた強力な車輛が多い。とはいえ下記の2強が飛び抜けている。ティア10とも互角に渡り合える。

 

・AAT60

旋回砲塔かつ俯角10°ながら投影面積が小さくHTより硬い砲塔装甲、最大67㎞出せ、同格MTと比較してもトップクラスに優秀な機動力をもつ。

それでいて貫通力は最大325の及第点、隠蔽率も悪くない。DPMも2738ある。←!?

HTの代わりに前線でハルダウンできるし、駆逐として隠蔽活かして後方支援できるし、MTのように軽々陣地転換もできる。もう全部コイツ一人でいいんじゃないかな。

Must buy AAT60.

 

・Waffentrager auf Pz.IV

全周砲塔から繰り出される素でDPM3000超えの352APCRが強力無比な車輛。

560という単発火力以外はティア10と遜色なく、むしろティア10よりも強力。

TDながら視界がなんと410mもあり、良好な隠蔽率と併せて偵察性能も非常に優秀。ただし機動力は並。拡張パーツでレンズとけん引どちらを選ぶかはお好みで。

弱点は紙装甲だが、隠蔽型TDなので気にならない。

隠蔽型駆逐の完成形。

 

惜しくも選外となった準環境車輛→Fosh,SU-122-54

 

 

Ex. SPG(自走砲)

例外的にこの1両だけはマジで強い。

 

・M53/M55

ティア9ながらティア10より強いと目される逸品。

換気扇が積めて56㎞で走れる時点でもう強い。

それでいて精度・射角・火力の全てが強力。

コイツを許すな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

WoT Consoleランダム戦現環境強車輛まとめ【ティア10編】

LT(軽戦車)

 

・T-100LT(ソ連)

wot界最強の出力重量比48をもち、最高速度・旋回性能・加速性能などあらゆる走行性能がずば抜けて優秀。

更に低車高で高隠蔽、かつ照準拡散が非常に優れているので走り偵察が強力な車輛。

一方でDPMは普通だが低貫通・悪精度の砲で攻撃力に劣り、視界も390mと良くない。

ティア10LTの中では最も扱いやすくセオリー通りのLTムーブができるため、LTツリーを始めるならソ連がオススメ。

 

・Manticore(イギリス)

上述の100LTより走行性能は劣るが、高隠蔽・低車高・視界400mから繰り出される走り偵察は非常に被弾しづらく、100LTよりも強力といえる。

DPMは断トツで劣悪だが良好な俯角があり、単発390かつ高貫通のAPCRが使えるので、一撃離脱をコツコツ繰り返していれば攻撃でも十分に貢献できる。

ティア10ともなればLTで継続して撃ち続けるのは難しいため、ランダム戦においては一撃火力が高い方が最終的なダメージを叩き出せたりする。

偵察・攻撃双方に強みをもつ車輛であるため、使いこなせた時の脅威度は100LTよりも高い、玄人志向の車輛である。

 

 

MT(中戦車)

 

・Murat(フランス)

390×3で計1170ダメージのオートローダー。

オートローダーでありながら、高精度・優秀な照準拡散・早い照準速度・高弾速・府仰角12°/20°と単発組と比較してもなおトップクラスに優秀な砲の取り回しの良さを誇る。

しかも良好な隠蔽率、Batに迫る優秀な機動力をもち、視界も410mと偵察面も強力。

ただし連射間隔が2.5秒で撃ちきりまで5秒、DPMは普通である。

装填時間20秒台の中量級オートローダーのカテゴリとしては弱みが見つからない完成形と呼べる性能をしており、再販があれば絶対に手に入れておきたい車輛の一つ。

 

・CS-63(ポーランド)

ティア10で唯一ターボモードを使えるMT。

ターボモード使用時は巡航速度70㎞に達し、要所到達の所要時間では他のMTの追随を許さない。

ターボモードという大きな強みを持ちながらも、良好な隠蔽率、高DPM、及第点の俯角8°をもち、普通のMTとしての戦闘力も十二分に高い。

砲は金弾がAPCRで高弾速と嬉しいが、最大貫通は315なので超重戦車には貫通が安定しにくいのが唯一の懸念点だろうか。

ティア9のCS-59も強力なため、ポーランドMTルートの開発は非常にオススメ。

 

・FV4003 Centurion Mk.5 AVRE(イギリス)

弾種がHESHしかない異色の破砕砲をもつwotcs界の問題児。

HESHの貫通力が通常185/課金240と全く手加減してないので、紙装甲車輛はもれなくしぬ。

車体はティア8のセンチュリオンなのだが、正面にバカデカいドーザーブレード(空間装甲)があるため、そのドーザー部分に当たった弾は全て無効化される。

100凸の420HEATだろうがE4の375APCRだろうが‘’全て‘’無効化されるのだ。

そのため正面の貫通可能箇所は、砲塔・ドーザー外の車体下部と履帯裏(めちゃ狭い)に限られる。

砲塔は防盾部分が硬いが、キューポラ・おでこ・防盾外垂直部分は金弾を使えば貫通可能である。

ただし面積が広く狙いやすいおでこは平地だとAPの強制跳弾角度であるため、HEATが使えなければ他を狙うしかないのが辛い。

貫通可能箇所はあるもののどれも狭く、じっくり狙わせなければ抜かれないため、AVRE側の反撃が間に合ってしまうのが非常に嫌らしい。

MTとしては多めの2100もあるヘルスと上述のカチカチ装甲、最大1400ダメージの榴弾砲で、5式以上のタフネスと打撃力を前線にお届けできるため、前線破壊マンとして君臨している。

足回りはMTとしては鈍足だが、腐ってもMTなので快速HT並みの足はある。

弱点はドーザーが邪魔で正面俯角1°しか取れない点。

側面はスペック通り10°取れるが、同時に脆弱な側面装甲を晒すことになるのは留意しておこう。

 

・M60(アメリカ)

あまり強さが浸透してない隠れ強車輛。

なんといっても特に砲が優秀で、268APCR/350HEATというMT中最強の貫通力をもち、かつHEATも含め非常に高弾速。

貫通力が350までくると超重戦車も安定した貫通が見込め、その他通常手出しできないカチカチ箇所の貫通が期待できるようになる。

更にDPM2820、照準速度‘’1.6秒‘’、精度0.33、仰俯角9°/19°とその他性能も超高水準。

足回りも優秀で、最高速60㎞に出力重量比20.53、旋回速度52°/sととても軽快。

更に視界が420mと最高値で偵察でもアドバンテージを取れる。

弱点はアメリカ特有の低隠蔽である。とはいえバフでMT相応の隠蔽率は担保しており、カスタム次第で苦にはならない。

また、快速車輛の宿命か装甲はかなり薄く、車体の耐弾性能には全く期待できない。ただし砲塔は狙いの甘い弾や通常弾ならガンガン弾く硬さはあり、ハルダウン型車輛としては一定の期待値がある。

隠蔽率と装甲以外に圧倒的な強みをもち、ランダム戦においては非常にダメアシを稼ぎやすい強車輛である。

 

・惜しくも選外となった準環境戦車→M47

 

 

HT(重戦車)

 

・Vz.55(チェコ)

490×2で計980ダメージの珍しいタイプのオートローダー。

連射間隔が2秒なので撃ちきりまで2秒しかかからず、1回の顔出しで安定して980ダメージを叩き出せる。

また、砲塔がめちゃくちゃ硬く、キューポラ以外はほぼ貫通不可能。

良好な8度の俯角から繰り出されるハルダウンは、2秒しか小さめのキューポラを狙う時間がなく鉄壁。

1回の顔出しで反撃も叶わず980ダメージずつ溶かされるのは理不尽でしかない。

足回りも快速HTカテゴリでは上位のスペックがあり、陣地転換も苦ではない。

欠点があるとすれば、最大貫通306というIS-7に迫る低さと2.7秒という長い照準時間、HTとしては低い2100というヘルスだろうか。

ランダム戦において最もダメージを稼ぎやすいHTであり、それは優等基準にも如実にあらわれている。

 

・Chieftain Mk.6(イギリス)

アプデによって生まれ変わった最強快速HT筆頭。

アプデ内容は装甲強化・最大速度強化・履帯性能強化・貫通力強化・ヘルス増加・視認範囲強化である。(やりすぎ)

単発火力は400と控えめながらもHT中最強のDPM・精度・照準時間・照準拡散を持ち、府仰角10°/20°で取り回しも抜群、弾速良好かつ貫通力もトップクラスな326APCRが使えるという、手数型の砲としては最強の砲性能をもっている。

砲塔は大きめのキューポラが明確な弱点だが、キューポラ以外はカチカチでハルダウンが非常に強力なHTである。

機動力面でも、快速HTの中では中程度の機動力に加えて、もともと最高値の旋回性能が合わさって、移動に全くストレスがない。

弱点は車体正面及び側面がHTにあるまじき薄さで、平地では防御性能に期待できない点、イギリス特有の弾薬庫の脆弱さである。

平地の移動・戦闘は極力避け、強みを押し付ける立ち回りで相手に理不尽を叩きつけよう。

 

・惜しくも選外となった準環境戦車→WZ-111 Qilin,Obj.260

 

 

TD(駆逐戦車)

 

・SU-152 Taran(ソ連)

全てのTDを下位互換にした環境の破壊者。

全周砲塔で単発950ながら素でDPMが3000超のバ火力砲をもち、それでいて貫通力はソ連伝統の303AP/395HEATである。

また、地味にHEが1200ダメージなので、ミリ削りやハルダウンカウンターにも絶大な威力を発揮する。

TDらしく旋回性能は悪く、走りだしはもっさりするが最高60㎞で走れる足の速さがあり、隠蔽率も同郷のObj.268よりも高く、あのSタンクに次ぐ優秀な値である。

足の速さはGrilleを想像してもらえると分かりやすい。Grilleの立場は…?

全周砲塔で単発950で高DPMで高貫通で高機動力で高隠蔽のTDがあったらそりゃ最強ってわけですよ。

欠点があるとすれば、クソ長照準時間と微妙精度、低弾速でそこだけはストレス。

これもあって拡張パーツ選びはヒジョーに悩ましい。ラマー、カモネットは確定として、換気扇・レンズ・ガンレイetc…

この前再販ありましたが、持ってない人は全員買いましょう。

 

・T110E4(アメリカ)

単発850の375APCRを旋回砲塔で撃てるというとても有難い車輛。

そして絶対防御の車体上部と防盾、弱点箇所の狭さと不安定さから咄嗟の貫通が困難な魅惑の防御性能を誇る。

…とこの二つの強みに全てが集約された車輛で、これだけで一生飯が食える。

そしてDPMは悪くなくむしろ良好で、機動性も重TDとしては良い方なので非常にバランスがいい。

弱点があるとすればクソ長照準時間と低精度だろう。

旋回砲塔と硬さを活かしてHTに混ざって前線に出る立ち回りがランダム戦に非常に嚙み合っており、そりゃ相手のHTが単発850の375APCRを撃ってきたらダメージ交換的にも弾受け的にもキツイよなって感じ。

通常ツリーの中では最もオススメのルートである。

 

・Controcarro 3 Minotauro(イタリア)

ハルダウンの神。

あるのかないのか分からんちっこいキューポラ以外マジで抜けない硬すぎる砲塔装甲をもつ。そして俯角は10°。

精度はクソ悪いがその他は実は良好な性能の砲をもち、特筆すべきは金弾のHEATの弾速1256m/sである。APCRかな?

オートローダーとは名ばかりの連射間隔8秒が苦しいが、たまに長めの装填がある単発砲と考えたら案外悪くない。キリンとよく比較されるけど強みが全く違うので気にするな!誇れ。オマエは強い。

足回りは重TDらしく鈍重だが、何故か隠蔽率はTDの中でも良い方である。カモネットを積めば隠蔽型駆逐の立ち回りも可能だが、足がとっても遅いのは忘れずに。

弱点は足の遅さ。活躍機会を増やしたいならパーツでの補助が必須だろう。

パーツ選びは換気扇、けん引、駆動系、カモネット、レンズの中からお好みで。

ミノタウロ対面の鉄則として、ハルダウン中のミノタウロはとにかく無視が大事なのだが、ランダム戦ではバカ正直に撃ち合ってくれる人が多いのでとてもダメージを稼ぎやすい。

ランダム戦の環境に適したイロモノ車輛である。

 

・惜しくも選外となった準環境戦車→Obj.268 VV,FV4005,Waffentrager auf E100

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かんたん車輌レビュー【Rheinmetall Panzerwagen】編

かんたん車輛レビューシリーズ7本目は、個人的に最近楽しくてよく使っているRheinmetall Panzerwagen、通称ライパンです!

この前紹介したMuratもそうなんですが、砲が砲塔から独立しており、シーソーのように動くことで仰俯角を確保している面白い車輛です。

見た目もゲルマン魂を感じる素晴らしいカッコよさとなっておりましてすこすこなんですわ~!

それではレビューしていきまーす

 

・攻撃性能

 

242APCR/280HEAT/120HE 320ダメ DPM2595 総弾数35 照準時間1.6 精度0.36 仰俯角+15-10

 

LTとしてはとっても優秀な数値の数々が分かるだろうか

まず貫通力はトップの数値であり、LTながらうまく狙えばHTの正面装甲を抜くのも可能な値となっている HEの貫通力も優秀で、LT同士の殴り合いでは有利に立てる……が総弾数が35発と非常に少ないため弾種配分に余裕がない 同格LT達は空間装甲だったりそもそも装甲が厚かったりでHE貫通が安定しないのも相まって、個人的にはHE撃つよりAPDS撃つ方が良くね?と思っている…HEはお好みで

DPMもトップで2595もあり、これはMTと比べてもあまり変わらない非常に良好な値である 

照準時間・精度に至ってもトップであり、狙撃に関して右に出るLTはいない ブッシュ越しの狙撃が捗りますわね~ ただし走行中の照準拡散は悪いので、走行間射撃は速度を緩めて撃ったり爆速照準速度を活かして急停止して撃ったりと工夫は必要

俯角も優秀でトップタイの数値10度を誇る 地形に左右されない砲って素敵

 

総じて同格LTの中でも最も優秀な砲性能であり、偵察に拘らない積極的な攻撃参加が可能である

 

・装甲 HP1600

 

紙of紙の潔い装甲 あらゆる榴弾が無慈悲に貫通する 車体もシェリダン並みにデカく同格中最悪の防御性能 足が速いからといって走り偵察に傾倒するのは絶対ダメと言えるくらいに走り偵察適正はない 

 

・偵察性能

 

視界:420m

wot界最高の視界をもつ車輛のうちの1つである

最高ティアのLTとしてこれほど頼もしいことはないだろう

 

隠蔽率:被発見327.69m

デカい車体のわりに悪くはない数値に落ち着いている 同格中位の隠蔽率である

 

総合的に同格最高クラスの偵察性能を誇り、総合値で負けるのはマンティコアくらいである(ヤツは走り偵察適正も最強なので偵察に関しては大きく負けている)

 

・走行性能

 

前後進75/25㎞ 出力重量比44 旋回速度54

 

同格中最高となる最高速75kmをマーク 出力重量比は100LTには負けるものの、100LTに張り合える超優秀な機動力をもつ 旋回速度も良好ではあるが、75kmを出しつつはさすがに曲がれないので、100LTと同じく速度調整は必要

 

・総評

 

ティア10LTの中でも全体的な性能が高水準にまとまったバランス型LTである

デカい車体故に走り偵察には向いておらず、稜線からの顔出しや置き偵察に本領を発揮する

とはいえ適宜走り偵察を交える臨機応変さは必要なのでそこが難しい車輛

やりたいことが何でもできるタイプの車輛なので、LTに習熟してから乗るとよく手になじむだろう

逆にいうと明確な強さに欠けるのでLTの練習には向いていない

まずは100LTやマンティコアから始めるといいだろう

似た性能のシェリダンとよく比較されるが、隠蔽率で大きく勝り、偵察性能の高いライパンの方が強いといえるのは明白である(異論は認める

 

評点(10点満点中)8点

 

 

突然ですが、この枠を使ってティア10LT徹底比較をやってしまおうと思います

・攻撃性能

ライパン=シェリダン>WZ>100LT>EBR>マンティコア (AMX、Tusk除外)

 

・装甲

WZ>100LT>シェリダン>Tusk=AMX=マンティコア=EBR>ライパン

 

・偵察性能(走り偵察適正加味)

マンティコア>100LT>EBR>ライパン>Tusk>WZ>シェリダン>AMX

 

・走行性能(旋回性能加味)

EBR>ライパン=100LT>シェリダン>マンティコア=WZ=Tusk=AMX

 

 

 

かんたん車輛レビュー【Object279(e)】編

かんたん車輛レビューシリーズ6本目は、登場時その風貌から大きな衝撃を与えたObject279(e)です!

PC版からCS版に移植されるにあたってDPMが大きく下げられ、破壊的な強さはなくなったものの、依然強力な強みを持つ車輛です。

それではレビューしていきまーす

 

・攻撃性能

 

258AP/340HEAT/58HE 440ダメ DPM2297 総弾数40 照準時間2.3 精度0.36 仰俯角+15-5

 

やはりCS移行時に下げられたDPMの低さが目に付く 同格HTの中でも低めの値である

いつの間にやらDPMが上がっており、低めではあるが不足は感じない程度のDPMを手に入れた

ただし後述の防御性能により射撃機会を得やすいため、数値以上には高く感じる

ソ連伝統の340HEAT持ちで貫通力は必要十分なので、前線で撃ち合う分には不足のない良好な砲 精度は良くも悪くもない

 

・装甲 HP2400

 

アーリー君の最大の強あじである装甲 万人共通の弱点である車体下部が履帯によって消失しており、正面から対峙すると明確な弱点がキューポラしか存在しない

そのキューポラも小さめで、せっかく近くまで接近しても砲塔フリフリされると全然抜けない 全域が実質装甲厚300以上あるので格下&noob殺しとしては一流の装甲である

ただし特殊な傾斜をしている故に昼飯すると敵に向いてる側の傾斜が死んで実質装甲250程度まで低下してしまう 漢は真正面から対峙することが重要なのだ

しかし格下相手にイキってたアーリー君も魔境ティア10TDや高貫通HEAT飛ばしてくる同格HT・MTを相手にすると途端に萎えてしまう ただ正面向いてるだけだと車体中央の履帯上が300以上貫通力あれば安定して抜けるので、ただ弱点の広いだけの的と化す

車体を抜かれ始めると非常に脆い弾薬庫が火を噴いて一撃爆散してしまう

ですが安心してください これは平地での話で稜線を使えば話は別なのです 

さっきの特殊な傾斜には話の続きがあって、車体前方が持ち上がっていれば傾斜が強化されてクッソ硬くなるという性質もある

したがって平地でも段差にちょっと乗り上げたり、こちらから相手を撃ちおろす展開になると無敵要塞に返り咲けるのだ

とはいえ俯角が5度しかないので、上記の防御姿勢を取りつつ発砲するのは不可能である まずは弾受けしてリロードタイムに無理やり乗り出して撃つなど工夫が必要

というように実は稜線とズッ友車輛なので、ルート選択は市街地よりも起伏のある地形を選択した方がよい

 

・偵察性能

 

視界:400m

HTとしては良好な視界があるためレンズを積む選択肢もある

弱点のない車体は強行偵察に向いているので相性は良いはず

牽引とどっち積むかはお好みで

 

隠蔽率:ソ連HT相応

 

・走行性能

 

前後進40/13㎞ 出力重量比14.17 旋回速度26

 

気にするほど遅くはないけどちょっと遅いかなぁ程度の機動力

前線参加は問題ないが陣地転換は少し苦労するのでパーツとスキルで補ってあげるとストレス軽減になる

 

・総評

 

なんといっても車体に弱点がないのがつよあじの異色のHT どこまでこの装甲を使いこなせるかに戦績が直結する

装甲と引き換えにDPM・機動力・俯角を失っているのでほんとに装甲が重要

ゴリ押すところはゴリ押して、攻めづらいと思ったら即陣地転換!すると無類の強さを感じられる車輛である

 

評点(10点満点中)9点

 

 

かんたん車輌レビュー【Murat】編

かんたん車輛レビューシリーズ5本目は、今が旬のつよつよシーズンパス車輌、Projet Murat君です!!

最近のconsoleのウンエイsunはGet Goldしたいのかなんなのかcsオリジナル(笑)つよつよ車輌ばっかり実装してきますね!

それではいったい何がつおいのかレビューしちゃいます!!

 

・攻撃性能

 

261APCR/330HEAT/53HE 390ダメ 総弾数54(3*18) 弾倉交換28s 連射間隔2.5s 照準時間2.0 精度0.32 仰俯角+20-12

 

この子オートローダーなわけなんですが、意味わからんくらい純粋な砲性能が高いんですね

まず貫通力は330HEAT持ちで同格単発型と同等クラス、通常弾にCRを添えてバランスもいい

弾速がCR1575m/s、HEAT1100m/s?と”トップ”クラス、照準拡散も体感Leo PTAと同等くらいですんごい偏差しやすい 走り撃ちでもめっちゃ当たる

この当てやすさは同じローダーのBatと比較すると涙がで、でますよ…(主にHEATの弾速)

連射間隔2.5sと良好、3発ローダーなので撃ちきりまでわずか5s 隙が少ない

ちなみに照準時間が2sと爆速なので0.5sも暇である お前のようなローダーがあるか

精度は0.32と皆さんご存知アクション仮面と同じでヤバい 余裕で弱点狙撃できる

トドメにヤバいのは驚異の俯角12° スウェーデンさん家と日本男児のMTには負けちゃうけど、あいつら油圧サスでドーピングしてるので実質トップ こんだけ素で俯角がとれるともはや稜線を抱いて寝れる 寝た

フレンチの癖して仰角も20°とれる徹底ぶり お前に革命戦士の誇りはないのか

地味に総弾数が54発もあるので弾切れの心配がない Batと違って絶倫でモテモテ デブのロレーヌちゃんがコチラを見ている

 

なろう系主人公なのは間違いないのだが少し考えなくてはいけないところもある

弾倉火力1170はローダーとしてみるとちょっと物足りない Batの1950が急にカッコよく見える

でもそれは問題ではなくて立ち回りを変えてやればいいんですよね 詳しくは後ほど総評で!

 

・装甲 HP1900

 

砲塔:写真うつりいいけど近くで見たらガッカリしたやつ

砲塔の大半が防盾ぽい200㎜くらいの一枚板に覆われているのでさぞかし硬いんやろなぁと思わせて裏装甲がないんかーい

形状が垂直なのでほんとにスペック通りの硬さしかない とはいえ腐っても200㎜くらいあるので、通常弾に対してならそれなりに弾いたりする

狭いけど防盾脇があって、そこは傾斜キツイけどうっすいので通常弾でもガンガン抜かれる 

ということなので俯角12°を活かしてハルダウンしてガンガン弾いてやるぜ!的な運用はやめましょう 基本は前線の味方にヘイトをなすりつけて、少し後ろの稜線からチクチク嫌がらせするのがつおい

 

車体:ペラい

通常弾でも抜けるペラペラボディだが、正面上部はキツイ傾斜でCRが跳弾したりする 神に感謝

側面背面はフレンチ伝統の潔さで榴弾も楽々貫通する 豚飯NG

 

ヘルスは平均より少し低い程度 最低組1800じゃないのが不思議

 

・偵察性能

 

視界:410m

400族を抜け出す410という優秀な数値 ここでもウンエイsunの粋な計らいが垣間見える ありがとうワグナス!

 

隠蔽率:T-62Aとほぼ同じ

Bat等上位勢には一歩劣るが十分に高い 砲性能の高さからスタビを積まない選択肢もあり、その際はカモネットを積むことができる 

カモネットを積んだ状態のフルカスタムでは被発見270m台まで伸びるので、この場合実はBatよりも隠蔽が高い 

ほんならBatにもカモネット積めばええやんと思っても、Batの貧弱な砲性能だとスタビなしでは不安が残る 実際スタビの方が圧倒的に採用率が高い

 

オートローダーによるラマー枠の自由と砲性能の高さによって、MuratはMT界最強クラスの偵察性能を手にしたのだ

オススメパーツはもちろん換気扇/レンズ/カモネット

 

・走行性能

 

前後進60/21㎞ 出力重量比28.57 旋回速度44

 

前進速度こそ60㎞で頭打ちだが、驚異の出力重量比28.57を誇る は?足速すぎだろ これを可能にするのはフレンチ驚異のメカニズム1200馬力の大出力エンジン

旋回速度は44と速度に対しては少し物足りないのは注意 だけどもあのBatより旋回速度と出力重量比はわずかに優れている

 

MTとしてはトップクラスの足回りを持ち、陣地転換・登坂が非常に得意

ただし車体が大きいので、BatのようなNDKや撃ち逃げ適正はない

 

・総評

 

オートローダーにあるまじき不満の一切がない優秀な砲性能、Batに迫る走行性能、最強クラスの偵察性能、俯角12°を併せ持つ疑いようのない強車輌である

ただしこれらの強みはwotへの理解度が高くなければ十分には活かせない 初心者にとっては火力と装甲が分かりやすい強さだからだ

Muratはオートローダーとしては低めの弾倉火力1170にフルカスタム装填22s、DPM換算2500程度と火力を見ると突出してはいない 加えて紙装甲で車体を晒すと榴弾にすら貫通される

だがリポジによる有利ポジの選択と置き偵察の重要性に目覚めてからMuratを使えば、圧倒的性能があなたを迎えてくれるはずだ

 

基本の立ち回りは隠蔽型紙装甲車輌であるLeopald1と同様、見晴らしのいいマップならバレない距離感で置き偵、HTでも視界の取れる狭めのマップなら後方火力支援に徹する

終盤は温存したヘルスでローダーとしてダメージ交換に臨む

被発見は寿命を縮めるので、最前線でHTと一緒になっての撃ち合いは絶対に避けるべき

ポジションは稜線のある見通し良好なエリアを選択し、市街地は避けよう

運悪く市街地マップを引いてしまったならばヘイト管理を徹底して撃ちきり5sのローダーの強みを発揮させていこう

 

評点(10点満点中)10点

 

 

 

 

かんたん車輛レビュー【WZ-111 Qilin】

かんたん車輛レビューシリーズ4本目はみんな大好きキリン君です!

最初に結論から言うと周知のとおりクソ強いです!

ただでさえ強い5Aの上位互換です!

では何が強いのか、レビューしていきまーす^^

 

・攻撃性能

 

250AP/340HEAT/65HE 560ダメ 総弾数40 DPM2604 照準時間2.5 精度0.39 仰俯角+23-7

 

560ダメージというなんとも絶妙な高い火力を持ちながら、DPMもHT中トップクラスである。これだけでも強い。

金弾は340HEATで貫通力十分。ただし通常弾は250APと残念なのが唯一のネック。通常弾がAPCRだったらもっと壊れてました。HTで通常弾APCR持ちは少ないから妥当なんだけどね……金弾運用でお願いします。

また、560ダメの砲なので、HEの火力が地味に660あるのも強み。ミリ削りにかなり重宝するので、数発は携行しよう。

照準時間と精度は数値上悪そうだが、照準拡散が非常に優れており、数値以上に弾がまっすぐ飛ぶので、むしろ使用感としては高精度イギリスHT達と変わらないレベル。特に移動時の精度が優秀で、HTながら走行間射撃の命中率はMTレベル。

俯角が7度と共産系にしては優れており、ISシリーズでは手の出せない稜線も使えたりする。共産系の強みである中華鍋砲塔でこの俯角は間違いなく強みである。

総合してほぼ弱点がなく強みしかない、ティア10HT中屈指の砲性能を誇る。キリンの強みの7割はこの砲性能に集約されているといっていい。

 

・装甲 HP2200

 

砲塔:伝統の中華鍋だが、他と比較して少し弱点が気になる。

相変わらず金弾でもそうそう抜けない正面部分、少しのよそ見は許される硬い側面前部装甲のおかげで高い防御力を誇る。

ただしIS-7やIS-4のような無敵クラスまでとはいかず、TDの金弾には真正面からぶち抜かれる可能性はある。

また、中華鍋にしてはキューポラが大きく目立ち、ハルダウンしていても近距離戦ではかなり狙われてしまう。

近距離での撃ち合いでは強力な照準拡散を生かしてMTばりに前後運動してごまかそう。

 

車体:共産系楔型装甲としては柔らかい。

IS-7ならば正対時、正面上部は金弾でもそうそう抜けないが、こちらは金弾ならばほぼ確実に抜かれる。

楔型装甲なだけに昼飯はするだけ無駄なので、諦めて車体装甲はないものと考えよう。

あくまで基本はハルダウンで戦う車輛である。

 

ヘルスは快速HT相応に低め。ヘルス運用は慎重に。

 

・偵察性能

 

視界:400m

平均的数値。悪くないが、攻撃的快速車輛なので拡張パーツは攻撃寄りにしたい。

 

隠蔽率:共産系HT相応の数値。(他HTより若干良好)

 

・走行性能

 

前後進50/15㎞ 出力重量比15 旋回速度36

 

快速HTとしても良好な機動性を誇る。

巡航速度・加速力ともに優秀であり、旋回も良好なので、走行に関して一切のストレスがない。

少し遅いMT並みの走力があるので、先述の攻撃性能を活かしたラッシュが強く、またHTながらこまめな陣地転換もこなせる。

HTの枠にはまらない運用が可能。

 

・総評

 

走攻に特化したティア10HT屈指の強車輛である。

ただし防御面に不安を抱える分運用は繊細さが必要で、ある程度熟練度が必要。

評点(10点満点中)9点