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【WoT CS】クラン戦で使える車輌解説 TD編

前回のMT編に引き続き、今回はTD編をやっていきたいと思います!


クラン戦で使える車輌

・T110E4

単発850で貫通375のAPCRを限定旋回砲塔で振り回せるバランス型重TD。

PC版では単発750にナーフされたが、何故かCS版ではナーフされていない。

ラマー、戦友、食糧、換気扇のフル装備で装填が15秒台と、DPMもTDでは低い方ではあるもののかなり良好。

最大の強みはTDながら旋回砲塔を持ち、さらに高貫通のAPCRを単発850という高火力で撃てる点。

そのため、TD故に射撃機会を逃すことがなく、火力の高いHTの感覚で使うことができる。

装甲は弱点箇所は多いものの、全体的に甘い弾をシャットアウトするだけの装甲厚をもち、じっくり狙われなければかなりの弾を弾ける。

機動性は重TDとしては快速で、平地を35km程度で移動出来るため、前線への到達や陣地転換に苦労することはないだろう。

弱い点を強いてあげるならば、砲の精度が0.37、照準時間が2.9秒と、じっくり砲を絞りきって狙わないと弾が当たらないことと、俯角が6度、仰角が12度と取り回しが悪い点だろうか。

とはいえ旋回する砲塔を持つことはそれらを加味しても余りある強みであり、火力、装甲、機動性の全てがバランスよく優れている本車は、クラン戦だけでなく、通常戦でも非常に稼ぎやすい車輌であるといえるだろう。

クラン戦では主に街マップで火力要員としてピックされる。


・T110E3

上記のE4をガッチガチに硬くした車輌。

正面装甲はほとんどが300mmを超える装甲厚をもち、E4のときに弱点だった副砲塔も満遍なく300mmを超え、むしろ硬い箇所となっている。

ただし車体下部だけは比較的薄く、課金弾ならば確実に貫通できる明確な弱点となっている。

そのため、車体下部を隠すことができればほぼ無敵状態を作り出せる。

圧倒的正面装甲の硬さと引替えに、機動性はE4よりかなり悪くなっており、特に旋回性能の低さが致命的。

側面や背面の装甲は薄いこともあり、1度回り込まれたら間違いなく撃破されると考えた方がいい。

また、こちらは砲塔が回らないため、射撃機会にも難儀しやすい。

しかし、これらの弱点を補えるだけの圧倒的正面装甲は非常に頼りになる。

その硬さを活かして、クラン戦では街マップで地点防衛にピックされる。


・Strv103B

隠蔽に特化した忍者TD、通称Sタンク

全TD中ぶっちぎりでトップの隠蔽率を誇り、茂みを挟めば発見は非常に困難。

もしバレたとしてもドアストッパーみたいな形状のこいつは強制跳弾角度で傾斜しているため、貫通力がいくら高かろうが、1番硬いところは口径180mm以下、それ以外でも150mm以下のAP、APCR弾は強制跳弾する。

おっ、そんならHEAT撃てばええやん!と思ってHEATを撃っても、車体全面についてる変な柵(対HEAT防護柵)に当たると無効化される。

私は実際に100凸の420HEATが柵に無効化されるのを確認している。

そんな訳で柵にさえ当たればHEATに対して無敵、大半の弾を強制跳弾させるコイツにダメージを与えるのは容易ではない。

しかし、どんな車輌にも弱点はあるものである。

Sタンク対処法をお教え致します。

まず明確な弱点は20mmしかないキューポラである。

このキューポラにさえ当たればティア10ならどんな砲でも貫通できるだろう。

…ただめちゃくちゃ小さい。

Sタンクとの交戦距離は大体遠距離なので、遠距離からキューポラに当てるという神業を成すのは現実的ではないだろう。

次に弱点は車体下部である。

下部は40mmなため、口径120mm以上ならば貫通できる。

…しかしSタンクは大体ハルダウンしてるので、その場合車体下部が車体上部に隠れて撃てない。

そもそもHEATの場合は柵に防がれてしまう。

だが、じゃあ弱点無くね??はまだ早い。

側面は30mmしかないので、少しでも見えていれば口径90mm以上の砲ならば貫通できる。

…まぁでもほぼ100%あなたに対面しているSタンクは正面を向いているので側面は撃てないでしょう…。

そんな時は榴弾を使いましょう!

Sタンクは装甲厚自体は非常に薄いので、榴弾の非貫通ダメージがかなり通りやすい。

特に大口径榴弾が撃てる車輌ならば致命傷を負わせることができる。

大口径砲をもつ車輌でも、貫通か非貫通か博打を打つくらいなら榴弾を撃ってコンスタントにダメージを入れた方が、モジュール損傷や搭乗員負傷も相まっていい結果になりやすい。

だが、榴弾ダメージに期待できるのはせいぜい120mm砲が限界なので、それ以下の口径の砲の車輌は大人しく側面に回ったり、無視したりする方がいい。

ここまでSタンクの装甲の強さについて解説してきたが、強さはそこだけではない。

まずは砲である。

単発は390と、ティア10駆逐としては最低の数値ながらも、DPMが素で3343という異次元の数値を叩き出しており、フルカスタムで装填時間が5.54秒という140も真っ青のマシンガンに仕上がっている。

加えて弾種は通常弾、課金弾合わせてAPCRであり、高い弾速から非常に弾を当てやすく、貫通力は通常弾308、課金弾350と十分な数値があり、特に通常弾の貫通力は非常に優秀で、通常戦ならばほとんど通常弾1本でも戦えるだけの貫通力を持っている。

更に精度、照準時間も超一流で、この車輌特有の射撃モードに入れば、照準時間僅か1秒、精度0.25という全車輌中ぶっちぎりの性能を誇る。

俯角も11度まで取れるようになるため、地形対応力も非常に優秀。

総じて単発火力の低さ以外は、全TD中最強と断言できるだけの性能を保有している。

次の強みは機動性である。

移動モード時は前進50km、後退45kmというMT並の走力を発揮し、特に後退45kmは明確な強み。

弱点を晒さずに前進とほぼ変わらないスピードで移動できるので、是非後退しながらの移動をマスターして欲しい。

ここまで走攻守隠蔽と強みを解説したが、Sタンクの最大の弱みはモード切り替えによる切り替えの遅さである。

射撃モードへの移行に2秒、移動モードの切り替えには1.3秒かかるため、移動中に咄嗟に射撃したいときに間に合わなかったり、位置がバレて逃げたい時にすぐに逃げられないなど、もどかしく感じることが多い。

その点だけ慣れてしまえば強力な車輌であることは間違いないので、とにかく練習して慣れるしかないだろう。

クラン戦では隠蔽を活かした地点防衛にピックされる。



ここからは使うかもしれない車輌です。


・WT. E100

ナーフによって12.8cm砲の弾倉火力が3360から2240に下げられ、DPMが大幅に低下したため、バフされた15cm砲が現在の主流か。

15cm砲は弾倉火力2250ながら初弾から撃ちきりまで僅か4秒と破格だが、貫通力がHEAT334と普通なのがネック。

かつての12.8cm砲の方が強いことは間違いないが、オートローダーの火力の強みは健在なので、街マップで起用があるかもしれない。


・FV4005

HESHの貫通とダメージがナーフされたことが痛いが、それでも榴弾でコンスタントにダメージが取れるのは強み。

タクに組み込むのは難しくなったが、まだ起用の場面はあるかもしれない。


・Badger

ハルダウン時の硬さとDPMは依然脅威であり、坂マップの防衛でピックする可能性がある。


・Fosh 155

硬い正面装甲とかなり優秀な機動性を持つため、全弾撃ちきった際に反撃を貰うリスクが低いオートローダー車輌。

WT E100には火力で負けるが、様々な状況で活躍が見込める点ではこちらの方が優れている。

50Bの代わりに使えるかもしれない。


Sタンクの解説だけ異様に長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございます!


次はLT編になります!