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wot(CS版)のSuper Conqueror解説

さて、つい先日遂にティア10屈指の強車輌、スーパーコンカラーを開発しました。

癖のある重戦車が揃う英国HTルートですが、それを乗り越えた先にある終着点、スーパーコンカラーはその苦労に応える強さを発揮してくれると思います。

それでは解説していきます。



まず車輌スペックから!


砲塔装甲厚  279/89/70


車体装甲厚  152/102/38


最高時速  34.3km 


砲貫通力  259/326/120 


砲弾ダメージ 400/400/515


仰俯角  +15/-10


精度  0.33


照準時間  2.0秒


DPM  2760


視界範囲 400m



このスペックを見てまず目に付くのは砲性能の高さですね。


DPMは同格MTに近い数値、更に精度はドイツ車輌並の0.33、照準速度は2.0と同格MT並、更には俯角10度の取り回しの良さ、同格HTの中でもトップクラスの性能であることは間違いないです。

実は走行中の照準拡散も控えめなので、行進間射撃の命中率は非常にいいです。

敢えて欠点を挙げるとすれば、同格HTの中でも最低の単発火力と金弾の貫通力326でしょうか。

単発400は確かに物足りないですが、スーパーコンカラーは俯角10度を生かしたハルダウン戦法をメインに立ち回りますし、後述の砲塔の強固さをもって撃ち続けられる場面は多いので、高いDPMもありますしそこまで気にならないでしょう。

金弾の貫通326も、同格の中では少し低いですが弾種はAPCR(APDS)であり、同格が持つ340HEATよりも安定性があります。そしてAPDSなのでAPCRよりも距離減衰が少なく、弾速の速いAPのような感覚で撃てます。更に前述の砲性能を持ってすれば弱点狙撃がしやすいので、総合的に見れば欠点とは言えないレベルでしょう。



次に車体装甲の解説です。


スペック上は車体正面が152mmと少し貧弱な印象を受けますが、勿論傾斜装甲であり、この車輌の特徴である空間装甲が施されています。この空間装甲のお陰で、車体上部の空間装甲部分はHEATに対して安定した防御力を持ちます。具体的には同格の340HEATも殆ど非貫通になります。

しかし車体上部全てが空間装甲に覆われている訳ではなく、車体が晒されている部分があるので、そこに着弾するとあっさり抜かれたりします。ただ、近距離でしっかり狙わないと当たらないレベルなので、甘い射撃に対しては安心できます。

車体上部の実質装甲厚は空間装甲部分で約280mmのようです。正面から金弾APCRが当たれば抜かれますが、昼飯すれば十分非貫通に出来ます。


一方車体下部は貫通170もあれば抜けるような装甲厚しか無く、明確な弱点です。車体下部は絶対に敵に晒さないように立ち回りたいです。これは体感ですが下部を抜かれると頻繁に弾薬庫と操縦手がお亡くなりになります。


側面は102mmとようやく豚飯に必要な装甲厚を獲得したので、コンカラーでは薄すぎてやりにくかった豚飯も実用的に行えるようになりました。しかし、やはり同格と比べると少し薄めなので、角度はキツめに取らないと抜かれますね。



最後に機動性の解説です。


最高時速は34kmとコンカラーから据え置きですが、車重の増加により出力重量比は落ちています。

また、履帯の旋回性能が大幅に劣化しており、コンカラーではNDKに対して対処出来るほどの優秀な旋回性能を持っていましたが、スーパーコンカラーはE100よりも少し悪い程度の旋回性能となっています。そのため、NDKへの対処はかなり厳しくなり、普通に走行する上でもストレスを感じる程です。

総合的に評価すると、同格と並んで前線に到達する程度の速度は確保されているが、小回りがきかず接近戦は苦手といった感じでしょうか。



スーパーコンカラーの解説はこれで終わりになります。現在のCS版ティア10HTの中では頭一つ抜けた強さを誇りますが、だからといって敵を蹂躙出来るほどの走攻守を兼ね備えている訳ではありません。車輌性能にモノを言わせた突貫ならばIS-7には及びません。少し使い手を選ぶ中級者以上向きの性能調整になっている気がします。




ところで現在筆者はスーパーコンカラーを使用して10月のランク戦に臨んでいます。

CSのランク戦は高火力TDのワンマンゲーになりやすいので、自分はミリ残りの敵の処理や履帯切りで支援を重視して立ち回っています。それでも高火力TDとの対面はダメージ交換の場面がどこかで訪れるため、低単発のスパコンは厳しい印象をもちました。

ランク戦についてはいずれまた解説したいと思います。



ここまで読んでくださってありがとうございました!